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■ 中毒性日記 2005
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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深夜の雨が嘘のような、妙に晴れた木曜日である。

しかしまぁ、昨日の日記はシリアスであった。そうかと思えば翌日には、頸椎の調子がいいので晴れやかでもあった。自分があるべきポジションに納まる(治まる)ということは、身体に影響大である。

「夢一筋」という字を筆で色紙に書いてくれ、という依頼があった。なんでも20代後半で医学部を目指す男性に贈りたいらしい。こうやってたまに筆で色々書く仕事があるが、その時々の心境が筆に出る。僕が筆耕家・書家ではないからだ。残念ながら僕にそれほどの夢はない。日々生きることを優先する。でも一文字違えただけで自分に置き換え、書くことが出来る。『今一筋』だ。

木曜の店でお客様が帰り際、立ったままで申し訳なかったが、「10周年パーティに、ぜひいらしてください」とうだうだ話してたら、飲み代を戴くのを忘れた。しかしそのお客様はすぐに戻ってきて、お互い笑ってた。
僕はこういったタイミングが好きである。

「料金を戴くのを忘れる」「料金を払うのを忘れる」という関係は、とてもくつろいだ関係なんだと思う。カウンターの距離感はあれども、お客様と店の人という関係性よりもそれは人間同士に近い。フィールドは違うが、「触れる仕事(医師・美容師・整体師など)の信頼関係」に似ている。「ナンでこんなヘアスタイルにすんのよ!」とならない、極端に言えば、寝てる間に髪を切り終えて満足させる店は凄い。もてなしとくつろぎのバランスのいいタイミングが好きなのだ。

しかし、コンビニでお金を払ってよく商品を忘れてしまうのは、アナタがただボケているだけである。実は、僕もよくある。


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