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■ 中毒性日記 2005
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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月曜日、またリハビリ。梅雨に入る前になんとかしておかないと、えらいことである。湿度は、後遺症には辛いものだ。

近頃DVDで、映画を新旧問わず色々漁ってる。そう言えばワインショップ・ベリエのみんなは、僕が貸し出しした「猟奇的な彼女」を観たのだろうか。サイトを見ているのなら、教えなさい。借りパチ(借りたままパクルこと 関西ではパチルと言ったりする)はさせないじょ。今は「フレンチコネクション」を観てる。僕が小学校1年の頃の映画だから、リアルタイムには知らない。

映画好きである。正確に言うと、映画館で観る映画好きである。それはおそらく、新聞記者だった父の影響である。学芸部だった父に連れられて、京都東映撮影所によく行った。太秦には映画村があるが、観光目当てのそこよりも、僕には撮影所の空気の方が好きだった。

今では暇なときの店でDVDを観ることもできるし、24時間のレンタルビデオ店もある。とても便利ではあるが、そうやって観た映画はなぜか内容を忘れてしまってることが多い。裏を返せば、小学校の頃に観た東宝のまんがまつりの「赤影」の3D映画(故・牧冬吉氏扮する白影が「今から仮面を付けるのじゃぞ!」という声で僕らは一斉に、入場時にもらった赤と青のセロハンが左右に貼ってある赤影仮面を掛けた)は鮮明に覚えてるし、東映まんがまつりの仮面ライダー全員集合(死んだはずの怪人も一斉登場!!)のドキドキ感も思い出せる。

ところが、昔観た映画のビデオ・DVD化のものに関してはともかく、いきなり観たソフトに関してはどうにもあんまり記憶に残らない。いつかの日記で「好きな映画」として羅列したが、後から思い出して付け足したくなったそういった映画が一杯ある。 まだデジタルじゃない頃の映写機の音、鮮明でない画像、映写室から出る光に舞う塵や埃、手書きの看板・俳優達の大きな絵、その映画の名場面を貼ってある白黒写真、ギーギー言う椅子の音、椅子の背にあるカバー広告、幕間に売りに来るアイスモナカ、250円のパンフレット……僕の記憶に働きかけてくるそれらはその時々の映画とパッケージで、刷り込まれている。

コンピューターは便利で、僕もそれがないと色々できないわけだけど、アナログの映画館の記憶は「ニューシネマパラダイス」のように温かいモノで、「レッドサン」「カリブの熱い夜」「人魚伝説」のように女性にときめいて切なくて、「ジョーイ」や「チャンプ」に泣かされて、時に「ガメラ」「ゴジラ」のように助けてくれて、「仁義なき戦い」のハンドカメラのブレにドキドキして、「キャリー」でスティーブンキングを知って、CGじゃない昔の「スターウォーズ」のリアル感……それらはずっと、僕を離さない。

まだ僕に、豊富な知識・情報など無い頃の映画が、より娯楽だったんだと思う。
今は、そんな純粋な映画を探しているところである。


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