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■ 中毒性日記 2005
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※志賀速報!【4/29〜5/8ゴールデンウィークの休み予定 おそらく、1と5と8日は休むでしょう……多分、ずっと神戸にいるのよ、多分】

水曜日、いい天気。高速で深江まで行き、車の点検の間お茶をする。

プロスポーツ選手を呼びだし、そいつの車で学生の街・岡本へ。彼のお気に入り、イマドキのカフェに入る。元々駐車場だった地下を改装した広々とした店内。と言っても内装費は掛かっていない。イマドキに共通することと言えば、天井スケルトン、壁プラスターボード、木部は無垢でなく圧縮集合材やコンパネに木目調シート……手軽に始められるが、いつでも止めることもできる……それがイマドキである。そしてイマドキのカフェにはイマドキの子達が集う。

男二人でいるのは僕らだけである。女子大生と思しき「最近の子はスタイルがいいわねぇ」と僕らオッサンに言わしめる、ホントのスタイルって何?が見えない女の子達がソファを陣取っている。髪を切りに行ったときにしか見られない女性雑誌のように、僕はその空間に違和感を感じながらも、彼女達の振る舞いを感じていた。一緒にいたスポーツ選手は、匂いで感じてたらしい。ププッ。

「プロって、共感者を求めてはいけないんですよね」 そいつは言う。

共感してくれる人は後から着いてくるのであって、なぜにこれだけ頑張ってるのに、少ない時間に結果を出してるのに、こんないいものを作ってるのに……ノニって注目されてる植物なのに……とは求めてはいけないものなのだ。共感をもらってからヤルことにはリスクが少ないが、爆発的なクリエイティビティには繋がらない。芸能人の暴露本よりも、無名人の挑戦が好きだ。

GWから5月一杯「志賀」で写真展をするのだが、店にはその女性フォトグラファー・西村依子氏が来ていた。同じ時間に、デザイン事務所の代表である久田カズオ氏も合流した。僕は彼らを別々に知っていたが、4/21〜8/31までメリケンパークの海洋博物館にて行われているイベント絡みで、双方も知っていた。不思議な出会いだが、それはいつも書いている「発信している波長が近ければ、必然的に出逢うことになる」ということである。

初めての試み、その写真展は5月3〜5日(火〜木曜日)、8・15・22・29日(日曜日)の11:00〜18:00に「志賀」にて行われる。もちろん夜は写真を飾ったまま会期が終了まで、僕はその写真達と過ごすこととなる。どうやらその海洋博物館にての神戸市のイベント会場でも、その案内はされているそうである。そのフライヤーもこの日いただいたから、店にも置いた。自宅部屋のレイアウトを変えるように、その間のちょっとした変化が楽しみである。

そのハガキには店の電話は載ってないが、住所はある。家のような店の自宅住所を公開するようでちょっと怖い気がするが、信頼できる発信者のフィルターを通してくれれば問題はない。

水曜日、申し合わせたかのように店は静かであったが、そうでなければ話せない時間に、行列のできるバーでなくて良かったと思う。そのスタンスが、知らぬ間に共感者を呼び集めた。そんな日であった。


※志賀Design*Works【志賀も関係する T-SHIRT PROJECT 開始! 詳細日程など >>> many thanks from KOBE コンテンツへ (4月20日〜随時出展)】

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