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■ 中毒性日記 2005
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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まずは訂正から。昨日の日記、金村先輩より。「坂田連合会 金村興業 盛田総業 宮沢一家 以上!」だそうです。そやそや、「一家」は興国高出身のミヤチャワさんやったわ。しかも監督、坂田好弘先生(留学先NZでオールブラックスJr.に選ばれ、その年のトライ王!)の連合会やった。やばっ、破門されるわ。

月曜日、昼まで寝てたら案の定、週の初めは数本の電話とメールが入ってた。午後早々、長田の印刷DTPにてキャラクター意匠登録の出力方法打ち合わせ、六甲の工場にてTシャツ転写プリント最終稿チェック、そして灘に戻りやっと行きたかった店に行けた。バー「端くれ醍醐」の前田氏(ジャン・ムーラン最後の支配人!)から聞いていてずっと気になっていた、営業時間が夕方6時までの店である。5時過ぎに着いた店の名は「山信」、うなぎ屋である。

お好み焼きの斉元と同じく、街に、地元民に愛される店は「おやつ感覚」の店に多い。ちょっと小腹が空いた……持って帰ってあげよ……的な、それだけで夕食が成立するものではなく、かと言って子供だましのおやつでもない。そして内装は簡素で無駄なモノは無い。「喰うべし」を心掛ける、人種雑多が条件である。

メルセデスで乗り付けるオバサマもいれば、自転車でやって来るオバチャンもいるのが斉元なのだが、この「山信」は、閉店近い時間に行ったせいで客はいなかった。厨房には「電話くれた人かい?車は店の横か、うちの車の横に置いて」と言うオヤジさんが一人、オモテ担当は「遠方から来はったんですか?」と、その嫁であるオバチャンのみ。おそらくシティナイズドされた僕のスタイリッシュでチェリッシュな風貌に「いやぁ〜都会の人は足が長いわなぁ」と、この辺の人間じゃないと思ったのだろう。プププ。テーブルは2つだが、イスは10個ほどのフレキシブル対応。カウンターはあるが、1席は新聞を読むオバチャン。他2席でもカウンター上にキャッシャーと秤、タレと思しき容器がたくさん置いてある。卸だけに、テイクアウト対応もしているということか。

聞けばこの道この場所で40年だと言う。でもそれは浜名湖うなぎの卸しとしてで、丼にして出すようになって10年だそうだ。震災直後、あったうなぎを丼にして街の人々に提供した。街が落ち着いてからは600円で鰻丼を出すようになったが追加鰻・大盛り飯の希望も多く、今では特丼1000円まで3種、11時から18時までの店となった。そりゃ特丼でしょう、と注文した。

置いてある鰹節が気になる。「それは漬もん用」というオバチャン。食べ放題の白菜の漬け物に乗せ、醤油を垂らすとアラ不思議、めちゃくちゃ旨いではないか。僕は京都人のくせに漬物をほとんど食べないが、これはちょっと奥さんイケまっせ。暫時、店内観察とオバチャンとの会話を楽しんでいると、味噌汁と一緒にやってきた特丼。柔らかすぎず歯ごたえはあって、僕の知る限り、老舗竹○亭や青○のソレより旨い。僕には一種のバロメーターがあって、それは「母親に食べさせたいねぇ」(マザコンでなく)って思う時が、メーター計フルスロットルだ。この下町住宅街の中にあるうなぎ屋はまさに全開振り切っていた。

夕方5時頃三宮近辺なら「斉元」だが、六甲近辺なら「山信」というレパートリーが増えたな。土曜丑の日じゃなくたって喰らいたい。


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