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■ 中毒性日記 2005
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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金曜朝まで三宮近辺にいたのと、それなのになぜか家でトレーニングをガンガンやってたので、土曜日もよく寝た。夜TBSの芸能人クイズでは、たけし城が復活してた。谷隼人はキーハンターの頃から変わらない。

車で三宮へ。信号待ち、左に美容室が見える。なぜかモダンにしようと「カットハウス」などと家を切ってしまうネーミングを見かけたりするが、この店は「ヘアークラブ」だった。毛フェチか。じゃぁどう呼ぶのかと言えばやはり美容室が一般的で、美容院ならちょっと古い感がある。デニムをジーンズと言うかジーパンと言うか、胸の大きい人を巨乳と言うかボインと言うかで、世代は別れるもんである。美人をべっぴんと言ってもカワイコちゃんと言っても死語である。

雨の降るその夜の店。帰り際、男性1名女性4名最後のお客様。

「志賀さんの写真撮ってきてって友達から言われたんですけどイイですか?」

それが僕のお見合い写真になるのならとOKする。なぜかついでに他の面々も便乗、女性4人が店の前でフラッシュの嵐。有名人の結婚披露会見、もしくはテレホンショッキングに出たゲストの気分である。その写真、何に使うのだ。どうせ旅先でもらった吉幾三のサインくらいに、行き先は分からなくなるのだろう。

店を閉めて向かいの玉撞き屋に顔を出す。「有名人でも来てたんですか?」と店員に聞かれ、店の前のフラッシュ攻撃のことだなと思ったので、ヨン様が来ていたことにした。その店にいた若者達は、ビリヤードのサイトを通じてサークル活動をしている。先日も僕が撞いてる最中、結構な人数の男女が二階に上がっていったのを見た。所謂「オフ会」というやつである。

「その時来ていたサークルの女の子が、志賀さんの店に行ったことがあるらしく『ダンディな人』って言ってましたよ」

と若者から言われたので「ゲッツ!ゲッツ!」と両手をフレミングの法則っぽい指にしていたら、どうやら意味を履き違えていたらしい。どこをどう見てそう思ったのか(おそらく黙ってたのだろう)多分その女性もダンディの意味を履き違えている。僕はダンディではない。どちらかと言えば、ラブリーである。

日曜朝、また若い衆に虐められて玉撞き屋をあとにする。帰りの道中で、自宅近くまで来たのにノロノロ運転の軽自動車に前を塞がれた。どんな野郎が運転しているのだと、ピッタリ付いてドアミラーを見る。ヨークシャテリアそっくりの顔がミラー全面に映っている。と思ったら、助手席に乗っている犬だった。

さぁ日曜はゆっくりするべ……ん?今日はワインセミナーじゃないか!


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