www.bar-shiga.com
■ 中毒性日記 2005
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
ホーム >>>
3/22「携帯電話にキヲツケロ」 バックナンバー >>>
※志賀速報!【8月7日、10周年サポーター募集中! >>>周年コンテンツ

こんな時、独り者は辛いなと思う。

その1

21日休日の月曜夜、息抜きに自宅近くのSATYまで歩く。途中近道の公園を通る。少し暗いその公園に人がいるとき、僕は携帯をかけるようになった。女性ならば、不審な人物から身を守る方法なのだろう。誰かと話しながら、もしくはそのフリをすれば痴漢も迂闊には手を出せない。しかし僕の場合は違う。ニットキャップに上下紺のアップスーツ、夜の公園では「僕が不審者」に見えるのだ。だから携帯で話しながら歩く。ナンダか、不条理だじょ。

その2

SATYに着いた。メールを打ちながら歩く。40歳でも、メールを打ちながら歩けるところを見せたいわけではないが、打ちながら歩く。しかし限界はある。人とすれ違いざまにぶつかりそうになる。それを平気でぶつかってまで歩くのは若者の悪しき特権である。大人には忍びないと、下を向いたまま辿り着いた人気のない売り場で、黙々とメールを打っていた。

メールを打ち終わる。僕は顔を上げる。
ニットキャップに上下紺のアップスーツの男は……顔を上げる。

僕は、女性下着売り場の真っ只中にいた。

公園では活躍する携帯ではあるが、こんなところで右手に携帯を持つ男は、諸手を挙げて「僕は何もしてましぇ〜〜ん!!」と訴えかけたところで、変質者である。どうせ奇異の目で見られるのならば、写真の一つでも撮ってやろうか、パンツの一つでも被って「仮面ライダー、トォーッ!」とポーズを取ろうかと思いかけたが、実はそんなことを考える余裕もなく逃げた。

携帯の利便性も良し悪しである。

と言うか、40歳代の一人歩きが良し悪しである。


10周年プロジェクトサポーターに、アナタの名前を掲載しよう!
【TOPページ上部バナーより、今年8月7日の>>>10周年コンテンツへ 「志賀」を応援する・賛同する方は、件名は「10th」とし、文面にフルネームをご記入願います エントリーは コチラ からでもOK】

※ダジャレー男爵・志賀が、ワインセミナー講師だってさ!
【ホテルトアロードのワインセミナーは、偶数月第一週日曜に開催されます 詳細とお申し込みは>>>こちらにお願いします】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……
【最近始めた、>>>別ブログはこちら……

Copyright@Toshiya Shiga. All Rights Reserved.
Send Mail to Shiga
n