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■ 中毒性日記 2005
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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水曜日、ワインセミナーの試食・試飲会だったのに参加できず、また色々と動き回っていた。いつも旨い料理とワインで、一食分が浮くと思っているセコイ40歳なので、別の場所で寂しく一人で……独りで食事を取った。

店に入ると、水曜日は玉撞き屋の定休日。表通りは暗くこれまた寂しいわけだが、翌日送りのデータ修正があるので、暇な時間には事欠かない。ボーっと、たまには社会現象についても考えたりする。オッサンになったなと思う。

イキナリでナンだが、ロリータコミックの発行部数が軒並み増えているらしい。U-15(アンダー15歳)のアイドルも、マニアには受けているそうだ。それに対し青少年の犯罪が減っているから、そのことが影響しているはずはないと声高に訴えるロリコン擁護派のオヤジがいるのを先日テレビで観た。このオッサンは東大を出ているらしいが、根本的にソコには「そうやって育った、大人の犯罪が増えている」ことを見落としている。分別つくはずの大人の犯罪は、惨く醜い。

さて、別の話。平成14年12月17日と言えばもう2年以上経つが、その日にカードキーを置いていった男がいた。ちょっとした諍いと、ちょっとしてすれ違いで彼は「自分はこの店にはふさわしくない」とキーを置いていったのだ。

そしてあれから2年と4ヶ月、彼はこの店に帰ってきた。

いつか戻ってくる彼を想い、彼の顧客リストも来店記録も置いていたし、その日からカードキーをすぐに出せる場所に置いていた。だからこの日も、何事もなかったように差し出すことができた。人だから、多少の行き違いや誤解はある。ただいつか戻る日に「変わらない」志賀を見せたかったから、彼がグラスを握りしめながら「今も変わらない……か」と呟いた言葉を聞き逃さなかった。

帰る場所、戻る場所があることに、幸せを噛みしめてくれたのだと思う。


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