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■ 中毒性日記 2005
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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皆さんのほとんどがその時間の空を知らないと思うが、7日朝5時頃の月は「赤い三日月」だった。しかも僕の家から見える須磨・旗振山ギリギリに顔を出していた。そのすぐ横に関空方面も綺麗に見えたから、得をした気分になってしばらく眺めてた。もう春は近いのだろう。

19時前、葉巻を買いに中華街・南京町を横切った。平日19時には中華街の露天は閉店する。「半額だ」の声に、セコイ僕は買い食いをした。修学旅行生のメッカ、京都新京極では「『おたべ』今から半額」などとそんな光景には出くわさない。安いからという訳じゃないが、この時期、神戸ならではの風情が好きだ。

国家機関や政府に代表される「官」や、絶対安全と謳われた「国営」「金融」の裏が次々と暴かれている。僕らが知らなさすぎただけなのか。いや何となく解っていたけれど、それは「そういうものだ」と思っていたし、誰も告発のしない曖昧な機構がこの日本国、ひいては国民そのものだと考えていたのだろう。堤王国で露呈したワンマン経営もそうだった。所謂情報開示、ディスクローズは「今」してこそ意味がある。

昔の任侠映画が良かったのは「強きを挫き弱気を守る」の構図がハッキリしていたからであり、決して現代の暴力団を描いたモノではなかった。もう素人と玄人の境もない。一番の問題は、いかにも危なそうな事務所が存在することである。黒地金の縁取りの勘亭流看板、ジェラルミンの盾のようなドア、人が近付くと光るライト、2階(普段は遮光スクリーン付き)以外は一切見えない強固な造りの外観……それらが街の人々を遠ざけているのだ。中には威圧的でない人情に溢れた、我が町を守るという組織も存在する。「強きを挫き弱気を守る」でなく、「法をすり抜け自分を守る」組織には人は着いてゆけない。

病院もそうだ。白い巨塔が高視聴率を稼ぐことで、何となくその閉鎖的な構造を知ってしまっている。しかし未だに医療や保険に関しての知識に薄い。知ろうとしない人の問題もあるが、発信側のディスクローズ方法にも落ち度はある。

昼の仕事で、医療に携わる施設のデザイン話がある。不透明な業界ほどに、その構造・骨格を見せる必要がある。「スケルトン」は、今求められるテーマ、時代の急務だと思っている。床から天井の、ガラスの間仕切りだってアリなのだ。


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