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金曜の銀行はどこも人が多かった。曜日感覚も給料日を意識することも無くなって久しい僕に、月末の慌ただしさを教えてくれた。知ってる外車屋さんに行って、1,000万円超のポルシェをなぜか熱心に勧められた。僕が見ていたのは、仕事の足にと興味を持っていた、軽自動車smartだったのに。
「どやった?」
大概、そう言って電話を掛けてくる人は、僕の知る範囲では一人である。直系の兄貴分、もとい、一つ上の大学ラグビー先輩・金村氏(この人について知りたければ、サイト内検索でどうぞ)である。「どないしました?またパソコンでも動かんようになりましたか」機械モンは不得意な先輩だ。過日も「ペイパービューが見れへんようになったんは、ナンでや?」と聞かれたが、それは「ワシの眼鏡はどこに行ったんかいな?」「あらあらお爺さん、頭の上ですよ」という会話くらいにシンプルな答えがあるのだろうけど、今回は違った。
「ローレライ、おもろかったんか」……
どうやら僕の書いた 24日の日記 を見てのことらしい。しかしこの返答は少々難しいものがあった。
そこでも書いたように「いい先入観を持たずに観に行く」昨今の邦画効果に「めちゃくちゃ、良かったですわ」と言うのもナンダか浜村淳だし、先輩は「ローレライ」原作者のベストセラー「亡国のイージス」を読んでいるらしいから「本がいい」と日記に書いた手前、期待には反していない映画であるというくらいにしか言えないのだ。「役所広司がいて良かったという感じですかね」と答えると「やっぱりそんな映画か……」と先輩は言うので、「大画面で観るという意味では、映画館でしょぉ〜」とお茶を濁して(死語)おいた。
原作がいいことの一つに、活字が繰り出す「脇役の細かな描写」があって、そいつが死んでしまったりいなくなってしまうと妙な寂しさが読者を襲う。2時間と数分の映画の中でそれを表現することは難しいことだが、痛快なアクションほどに「悪役」と「脇役」が光るものだ。ハリウッドはそういう部分に長けている。
実際の所、僕の経験によれば、原作を読んで観に行った邦画で良かったものは「日本沈没」と「人間の証明」「戦国自衛隊」「犬神家の一族」(角川が頑張ってた頃)くらいなので、ホント自信がない。特に僕は日米合作戦争映画「ミッドウェイ」をその昔に観ているから、「ローレライ」全編半分以上のコンピュータグラフィックには少々抵抗があったのは事実だ。「タワーリング・インフェルノ」を観た過去があって観る「バック・ドラフト」や、「ポセイドン・アドベンチャー」を知ってから観た「タイタニック」みたいなモンだ。
昔の映画には『頼らない本質』みたいなものが、全編に溢れていた。
だから先輩、僕が言いたいのは……僕の主観に頼らないでくだちゃい。
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