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■ 中毒性日記 2005
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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土曜日、店に来た大学ラグビーの後輩と語り合う。神戸製鋼のラグビー選手と話していてもあまりそうは思わないのだが、同窓と話すと僕はラグビーをやってたんだなぁとしみじみ思う。この日ちょうど、大学ラグビー部OB会から封書が届いていた。OB会費を払わないとね。

ここ日本に於いては欧米と違って、デザインとは企業の余裕の部分だと捉えられている。外部デザイナーに対し、「余力があればお願いします」もしくは「自社でやります」と片付けられることが多い。つまり、そんなモノにはできるだけお金を掛けずにモノを世に出そうとする体制が、面白くない街を作ることになったと僕は考えている。ここで言うデザインとは所謂「意匠、企画、設計」などのことではなく、謀る、目論む、企てることである。

数年前、大手広告代理店電通のコーポレート・アイデンティティ、所謂CIが変わった。それは知っていたが、名刺を貰う度に「ふぅ〜ん、セクションが違うからかぁ」と社名ロゴが入る側の、ベース色の違いを思っていた。ところが、最近また出会った営業局の方の名刺色が地味だった(僕は好きな色だが)ので、恐る恐る聞いてみると、ナンと『一人一人違う色』だということが判明した。

100色あるカラーチャートの中から好きな色を選ぶ。それがそれぞれのベース色となるわけだ。ちょっとした遊び心のように思われそうだが、それにしてはコストが掛かり過ぎる遊びである。その辺りはさすが電通なのであるが、注目すべきは、集計すると、全体でたった一色しか選ばれなかった色があったことだ。

名刺が新しくなってから出会った同社のそれはまだ3枚だが、昔から知るこの社員達に再び貰ってみようと思う。ついでに、カラー分布図も仕入れたい。多くに選ばれた色よりも、たった一枚に興味があるな。

電通に、余力があるからできたのかは解らない。そこに余力があったとしても「こういうカタチで表現」したことは、クリエイティビティにおいて興味深いポイントだ。この選択を仕掛けた人に、会ってみたいものである。

ちなみに意味合いは違うが、僕の名刺も無くなる度に色を変えている。この9年半で、6色。しかしそれは、ほとんど誰も気付いていない。


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