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日曜日、普段は休みの店だが、お客様の婚礼三次会で貸切となった。
プライベートの参列も含め、ホテル時代のバンケット担当、そして二次会・三次会利用の「志賀」を合わせたら、僕は何度他人の幸せを目の当たりにしてきたことだろう。この日の三次会も、新婦とその同僚だった女性(一昨年結婚退職)が店のお客様だった。「志賀さん、変わってないねぇ」と、店に対して言われていることにはすんなり嬉しく思うが、それは多分「結婚もせえへんと、独身貴族(死語)をエンジョイ(死語)している風」を言っているのだろう。
変えてよ、変えさせてよ……。
3次会は20人ほどで、なかなかいい会になった。新郎新婦は同じ会社だそうで、その仲間達ということである。どう見ても一番若い(入社3年くらい)であろう6人ほどがソファに座って、IT関連、コンピュータの話をしている。新郎新婦を含む、ソファのそれより年上の男女達はカウンターに座り、目の前に開けた白赤ワインやシャンパンを飲み、朝からの一日を振り返り語り合う。
近頃の若い人は動かない。さっさと奥の席(所謂上座)に座り、ナンの会か分からないほどに盛り上がる。しかも、あまり酒を飲まない。いや、酒を飲まないことはどうでもいい。「酒場の過ごし方を知らない」のだ。
挙げ句、痺れを切らせた先輩・新婦本人が、オーダーを取りに行く。そしてどこかの日記でも書いたが、若者は覚え立てのカクテルの名を連発するものだ。ソレがちょっと恥ずかしいことは、大人になったら解るだろう。その後も小難しいデジタル話を続ける彼らは、カクテル同様「知識」だけで語ってる。やはりお代わりのオーダーは先輩が聞いている状況に、フト思い出した。
「何をお作りしましょうか?」と聞いたときに、カップルの女性が男性に「えーとぉ、甘いカクテルでぇ〜」と言う。「僕に言いなさいよ!」って言いたくなる。また別の話。明らかに接待と見られる風景。お医者様は一切動かない。医師のグラスが空になると「すいません、お代わりを」と言うのは決まって、製薬会社の人だ。この日の三次会、奥のソファに座る若い男性軍は、そんな女性や医師のような感じがした。ただ、特例はある。
新郎新婦と共にカウンターに座る入社6年目になる男性は、先輩女性に「仕事で気を遣いすぎ」と、たしなめられていた。その彼は最初から、先輩に合わせてワインを飲んでいた。話を聞いていると、不器用だがなかなかしっかりしたビジョンを持った、僕から見れば一回り以上年下の若者だった。
「君、好きなん飲みや」
こんな時のお代わりは、バーマンが促すべきである。
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