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※志賀速報! 【その11/15(土)10:30〜18:00 YTV特番「阪神大震災から10年」神戸の100人にVTR出演……長時間ゆえ、どこで出るのか分かりません
その2 1/17(月)神戸新聞朝刊の「震災と企業(?)」紙面広告のどこかに、僕のタイトル筆文字と写真、文章が載ってます 探せるかね】
三宮に向かう車から、コンビニの「ノボリ」が見えた。漫画の発売か?大々的だな……と思うとそれは「しりあがり寿」ではなく「まるかぶり寿司」だった。もう気の早い節分である。季節の移り変わりをコンビニのサインで知るとは、コンビニエンスなんだか解らないが、時の経つのが早く感じる要因に思えた。
かと思えば、そのまま車を置いて向かった大阪ハービスエントは、クリスマスのような装飾でデンッとそびえ立っている。評判のいい劇団四季の公演も盛況のようである。「まぁまぁ観ぃや」ってな名前の公演内容。東京である「オペラ座の怪人」は観たいな。劇団四季というと、浅利慶太、市村正親くらいしか知らなかったが、ラウル役・石丸幹二はなかなかカッコ良さそうである。
その六本木ヒルズテイストな商業施設で入ったカフェでは、妙に堅苦しいサービスを受けた。打ち合わせを兼ねてイラストレーターの女性と行ったのだが、2名席奥のチェアを引いて待つ黒服に対し、あえて女性を座らせずに僕が座った。どうにも内装の構造上その席は狭く、人の行き来が近いからである。僕は「どうぞ、そちらに」と女性に反対の席を促した。
何が堅苦しいのかというと、その黒服は僕が座るまでずっとイスに待機していたことだ。所謂上座に座るべき、接待を受けている風の僕だったらそれも解る。しかし、一件アベック風(大死語)の二人だから、サービスの人間ならば機転を効かせて、女性のチェアをアテンドに回る。それがサービスというもんだ。
その超ド級のご丁寧さの黒服もさることながら、従業員のプレートやトレーを持ったときの足を引きずるような歩き方や、キャッシャーでの私語、意味不明な笑い顔……あぁ、俺にサービスさせろ!と、黒服着て立ちたい気分になった。
まぁ僕に何ができんねんって感じだが、少なくとも店のコンセプトとそれに見合うオペレーション、サービスとのバランスは解るつもりである。どこかでも書いたがそれは、従業員選ぶ側と指導する・見続ける人に問題があるのだろう。
帰りに知人が支配人をやっている、飲食フロアのグリルを覗いた。彼の前職のフレンチレストランで、ヘルプで一緒に働いたことがある。前述の話をそつなくこなす能力のある彼だから、僕は彼を信頼している。しかし彼は「一人前のサービスマンになるまでは、志賀さんに会いに行けません」とまだ頑なに店には来ようとしない。そんな大層なことかと思うが、彼には、今から5年ほど前に僕が言ったヒトコトが響いているようである。
「サービスをサービスと感じさせないのがサービスだ」
要は、違和感がなければそれで大サービスだと言いたかったわけだが、どうやらそれが一番難しいことであると彼は気付いている。
それだけで、もう彼はサービスマンだと思う。もちろん僕もサービスマンだ。サービスしているなんて意識など無いから、人と向き合える。
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※加納町 志賀とはどんなヤツ?
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