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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※志賀速報!【年内は 大晦日まで、休まずやるんだなコレが】

火曜日、冬至を迎えるには、えっ!もう冬だったの?くらいに訳の解らない気候である。半袖Tシャツを着て寝ている、僕も訳が解らない。しかも訳の解らない汗を掻く。未だにシャワーしか浴びないのも、訳が解らない季節感だ。

店ではサッカー選手が二人話してた。それぞれチームが違うのだが、ちょうどシーズンも終わって、所謂契約更改の時期である。その契約を翌日に控え、チームの方向性と不安定な選手強化、首脳陣の不信感を募らせている。

常々書いているが、強い組織は選手(社員)が首脳陣(社長・上司)と同じ方角を向いていることと、選手が自分の仕事に集中できる環境がつくられているかどうかだと思う。つまり、まだ現役バリバリ(死語)の彼らに、そんな不安を抱かせて、ココで話をさせる段階でそのチームはヤバイのだ。

僕が仕事をするクライアントは、多分僕をリサーチするだろう。それが日本では会社概要であったり、過去の仕事がどうだったかという話になって仕事に結びつく。しかし、概要が「『箔』と呼ばれるメジャーの仕事」の羅列(ちょっとだけ仕事をしたことがある程度の)で、それだけを評価されるのであれば僕は、その仕事をずっと断ってきた。それが正解だったかどうかは今でも分からない。でも個人を評価するときに、その人の過去よりも未来に期待する「懐」を持つクライアントと同じ土俵で闘いたい。僕の判断基準はそこにある。

翻って、当然クライアントには窓口がある。所謂担当者と呼ばれることが多いが、窓口の先に受け皿があるかが見える。その受け皿が大きいのか小さいのか、深いのか浅いのか。しかしそんなものは上辺の口約束で乗り切ることができるし「あの時はこう言っていたのに」と直訴したところで、堂々巡りは目に見えている。だから先方を見るポイントはそんなところにはない。

「懐」は紙の上や口約束では見えないものだ。ある時から僕は人を見るときに、受け皿よりも懐を見るようになった。皿の中身は傾けると滑り落ちるが、懐は奥深く収まっている。決裁権のある人が、どんな懐を持つのか考える。そして、自分がどの方向を見るべきなのかが判るようになる。(そう言えば、男の懐は父親から譲り受けるモノだと誰かが言ってたな)

彼らが飛び込めるフトコロを持つ、そんな首脳陣に恵まれることを望む。

頑張れ、フトコロび八起きだ。なんだ、そりゃ。


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