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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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中途半端に雨が降った神戸。少し寒くなった。

ある企業の現場で頑張っている女性と、そのブランド自体の再認識と神戸から発信するものとして、Tシャツのデザインを進めていた。それが突然キャンセルになったのは、行政絡みで本社に直接アプローチがあったからなのだが、その女性担当は大層すまなさそうに謝ってきた。彼女のブランドに対する想いもあったし、僕もこの企業が意外にも神戸本社だと気付かれていないことに、いいセールスプロモーションの切っ掛けであると考えていた。しかし大手企業と行政の「決して堅いと言えない関係」が、僕らの想いをカタチにさせなかった。

しかし落ち込んでいるわけではない。例えば僕に家のデザインの話があった。僕はよく知る建築事務所の建築家とタッグを組んで(死語)設計管理を願い、施工業者をあたり、職人に頼み込んでチームを作る。僕はあれこれと施主のイメージを聞き、その想いをカタチにしてゆく……と、先述と同じような案件が結局「やっぱりハウスメーカーに全部頼むわ」や「あの話、一旦止めとくわ」という一声で無くなってしまう。僕は何度となくそれらを体験したし、それは僕のネームバリューの無さなのか、単に力の無さなのかと悩んだ時期もあった。

じゃあなぜ今回のメーカーとの話に落胆しないのかと言うと、何も始まっていないからだ。いや、正確には何通かのメールのやり取りや打ち合わせはあったから、少しだけ始まっていたのかも知れない。しかしデザインワークの手前(イメージは練っていたが)だったし、少なくとも僕と彼女以外にギャランティが発生する人は動かしていない。だから、今回の話で申し訳なくメールや電話をしてきた担当者に、僕はこう返信した。

「まだ始まっていない恋愛のようなもんだから」

片思いで終わったっていう考え方もある。
そしてもう一つ、若い彼女にちゃっかりと(死語)付け足した。

「君が自分の判断でハンコを押せる立場になったときに、僕を忘れないように」

今回のことに負い目を感じろという意味ではなくて、想い続けていればいつか実現することもあるということだ。そうやって来年も、カタチになりそうなことが幾つかある。一つは3年越し、もう一つは10年越しの話だ。

そんな恋愛を、僕は仕事でシミュレートしているが、
実践では……それはまた、別のお話し。


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