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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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昨日の日記に反応が多く、僕が少しばかり暗いトーンで書くことを、心配してくれている人がいるのは嬉しい限りである。一杯話した取材の一部が放送されて、それが僕の全てだと思われたとしたらそれは非常に怖いことだけど、僕の声と目と一挙手一投足に感じて欲しい。少なくともこのサイトを見てくれている人には、解ってくれることだと思ってる。来年のことだけど。

木曜日の店、ずっと何年も想い続けてやっと告白に漕ぎ着けた女性が一人、カウンターに座った。その経緯や想いは以前から知っていたし、僕とジュンコさんとでけしかけた責任もあって、その後は多少気になっていた。

ただ僕は仕事上、いや性格上「あれからどうなった?」「最近は会ってるの?」などと聞いたりはしない。それは当人が決めることだし、男女のことは男女で「後は若い人に任せて」と仲人よろしく、傍観視するのに限る。少なくとも、僕のスタンスはずっとそうだ。男と女、二人でチチクリあう(死語)べきだ。

何とその子が、その告白から2ヶ月半で別れることになった。理由を聞いたが、それも僕がどうこういう話ではない。双方知っていて、両方からそれぞれに話を聞いたのならば話は別だが、大抵はどちらか片方しか知らないし、だから彼女もバーに立ってる僕に話したんだと思う。 僕は言った。

「若い内にフラれた方がいい 僕の歳にそうなったら結構キツイことだよ」

いつか日記で書いたが、歳を取るということはポジティブに考えれば、イラナイ付き合いをしなくて済むことだ。若いときはとにかく友達が多いとか、周りに人がたくさんいる、もしくはそういう場所にいることで安心したりした。でもこの歳になると本質を理解して近くにいる人ほどに、本気で怒ってくれたり、たまにしか会わない・連絡しないくせに、困ったときほどに突然やって来たりしてくれる。それは曇り無き眼を持つ良き理解者で、それはそれほど多くいない。

だから歳を取ってから別れると、それが異性なほどに『良き理解者がいなくなる寂しさ』を味わうことになる(添い遂げた夫婦なんてそうだ)。 彼女は明るく話したが、それはそれで辛い話なんだと思う。彼女を告白に導いた(やはり、けしかけた?)ジュンコさんに店からメールした。そしたら、すぐに返ってきた。

「わちゃぁ〜、まぁそれもアリ!おおアリ!」

いつか僕が落ち込んだときに、ブースカさんのメールにもあった。

「イエス 志賀」「イエス 人間」「イエス 全部」「イエス 友」

イエスから始める、闇から差し出した手を握り返してくれる相手がまたいるのだから、それほど心配することはない。二つのメッセージが、そう語っている。


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