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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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日曜日、僕にしては早起きして大阪に行った。
昨日書いた、梅田での神戸製鋼ラグビーイベントのためだ。

行きのJR新快速にて。寝ようとうつむくと、三宮からは車内が込み入ってきてすぐ横に立つ3名の大人。薄目を開けて足元を見る。男性二人と白いスエードのブーツ、ヒョウ柄のミニ。そんな格好をしながら野太い声。足が太い、というかゴツイ。かと言って顔をもたげるわけにもいかず、もう一度寝ようとする。話す3人、中に若い女性の声は全く聞こえない。「うぅ……もしやこのブーツの主はオトコ?」眠るどころではない。芦屋に着く。降りるらしく、さりげなく見た。 それは、きっついオバチャンやった。紛らわしい格好をするんじゃない。

梅田にはムービングウォークがある。それが出来た当初「歩く歩道」と言うヤツがいた。普通やん。そして阪急イングス広場へ。増保監督、松原キャプテン、苑田、平尾のトークショーがある。神戸製鋼のビッグジャージがあって、もう人が並んでる。ラグビー推進派としては、いい光景に満足する。ラビットとブルマンは仕事の都合で来られなくなったが、現地でアシックスのAちゃんと合流。握手会の整理券に並ぶことになった。彼女は神戸、しかも苑田ファンだから並ぶのもいいだろう。しかし僕はと言えば、神戸独身寮に勝手に侵入し、ホワイトボード宅急便欄に「加納町 志賀参上!」と書いて帰ったり、選手不在の部屋に忍び込んだりする関係上、今更握手もない。まぁ驚かせる作戦だから仕方ない。

イベントが始まると、スラッと背が高く素敵なオーラを放つ僕だから、彼らはすぐに僕を見つけてしまう。こうなると開き直る。クイズでアディダスグッズが当たるというコーナーで、真面目に答えてグッズをもらうのも大人げないので(と言うか、ほとんど分からなかったが)、苑田の「僕の趣味はナンでしょう?」という質問に手を挙げると、「そこのジャンプしてるカッコイイナイスガイ」と苑田が指名した。「答えは『コンパ』」と言うと、ファンに失笑を買った。ちなみに答えはDVD鑑賞らしいが、そのほとんどは僕のDVDである。

握手会、苑田と格闘技のゴング前のような敵意むき出しの握手をし、平尾には拒否されて、松原とはなぜか抱き合い、サイン色紙を渡す増保監督には「ハイハイあっち行って」と、31番整理券を持つ僕にはサインも無かった。プププ。

帰りに神戸の一人とAチャンとお茶をして2時間、発展的に話し込み、その後阪神電車で芦屋まで同乗した。ヤツを見送り再びホームに戻る。ポスターを見ると、阪神電車は「クリーンクリン大作戦」と、オール高架もしくは地下で踏切のない街を目指しているらしい。それが一瞬「裏切りのない街」に見えて、尼崎センタープールの競艇に賭けたオヤジは怒るでしかし、とくだらない間違いをした。

ベンチに座り次の電車を待つ。うつむき加減の目線に、どこかでみたブーツが映る。 白いスエード、ヒョウ柄のミニ。JR芦屋で降りたはずが、5時間経って阪神電車でまた出会った。しかし、もうだまされない。

この路線は、裏切りのない街だぜオバチャン。


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