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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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※志賀速報!【参加型・新コンテンツ「10周年プロジェクト」22日より!】

土曜日はグラスファクトリー神戸店のリニューアルオープン。そのレセプションに招かれて、どんな格好で行こうかな、そこで扱ってないサングラスで行ってやろうかなと考えていたら、それは金曜日だったということが今分かった。アイタタ。すんませんなぁ、プレスのカリッとIさん。

金曜夜、本格的に寒くなったが、なぜか半袖で店に立っていた志賀であった。テンションを上げるために必死だったのかも知れない。車のビニール幌を傷つけられたことは書いたが(>>>11/17日記冒頭参照)、明るいところで見て愕然とした。ボディにも10円、いや500円チョップほどの長い傷跡が左側面一杯にあるのだ。やりすぎやっちゅうねん!で、グラスファクトリーではオシャレさんやベッピンさんがレセプションに集っているであろうその頃、日を間違えた僕は生田警察署にいた。保険請求の為の、事故受理番号をもらうためである。

警察はいつ行ってもあまりいい気がしない。18時頃受付で手続き待ちで座っていると、ちょうど駐車違反一斉取り締まりの制服警官10名ほどが僕の前を通る。先頭を歩く偉そうな人が「今日は○○通りだけで終了やな」と言うと、「いや、そんな楽な話はないです ××通りまでやりますよ」と次に続く警官が答える。「えぇー、ほんまかいな!」と如何にも面倒くさそうにその一団は出ていった。こんな人達に取り締まられているのか僕らは……と考えながら暫時過ぎると、やっと婦警さんが応対してくれた。

車に嫌がらせを受ける度に思うのは、単なる愉快犯か、車への嫉妬か、迷惑駐車への腹いせか、個人的な怨恨か、そのどれなのかということである。なぜか「ココです」と指差しながら写真数枚撮られて、器物破損の検証が始まる。こんなときは、悲しい顔をすべきか悩んだが、顔はフレームの外だった。男性の鑑識官らしき人が、窃盗犯の可能性があると言う。つまりこういうことだ。

屋根のリア部分、硬質ビニールの端が切り裂かれて、ちょうど腕が入るサイズくらいに開いている。犯人は腕をそこから入れて手を回し、内側からドアを開けようとした。どっこい、僕の車にはドアノブが無く(そんなヘンテコな車)ドア内側のレバーもないから、ただ手探りゲームのように手の届く範囲で窃盗を働くことしかできない。しかも、ドアを開けて物色するのならまだしも、手の先にろくなモノがない車内に(失敬だな)諦めて、その苛立ちを左側面ボディにぶつけた。ギィーッガリガリ……とまぁ、そんなところらしい。

所謂、物盗り(死語)の犯行であることが濃厚になったことで、僕に怨恨の念を抱く数々の女性の線は遠退いたが、事情聴取後のコンピュータへの入力に時間が掛かり、もう着いてから1時間は過ぎていた。必要だとは言え事務処理ってものは、どこの「官」も無駄に時間が過ぎてゆく。僕は、トイレに行くぜ……

そこで、収穫があった。どうもこの生田署は、署内の喫煙者マナーが悪いようである。トイレには貼り紙があった。そこにはこう書いてある。

『トイレ内の喫煙は、社会人としてマナー違反です  副署長』

なぜ「副」署長なのか。署長はマナーが悪いのか?

かくして、やっとのことで受理番号をもらった僕は、来週から彼女(車)と別れることになる。綺麗になって戻ってきた暁には、貼り紙をして停めよう思う。

『クルマ内の窃盗は、社会人としてマナー違反です  副マスター』

意味の解らん貼り紙は、逆に効果的なのかも知れない。


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