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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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※志賀速報!【忘年会プラン……アリマセン】

やたらと雨が降った木曜日。元来傘嫌いの僕でも、ビニール傘の恩恵を被り大阪へと向かう昼下がり。週に一回乗るか乗らない電車なのに、先々週と同じく「事故のため」とダイヤが乱れている。乱れすぎじゃないのかJR。お戯れをJR。

今回の事故がもし投身自殺だとしたら、例えば昔は人知れず東尋坊(あそこは金沢の凄い海岸線の崖っぷちにあって、そんな崖に公衆電話がある 最後に思いとどまれということらしい)辺りで身を投げたものだ。京都で言うと深泥ヶ池(みどろがいけ 如何にもの名前でしょ)や天ヶ瀬ダム(宇治から滋賀に抜ける途中のとんでもない高さのダム)だな。どれにも共通の「遺体が上がらない確率が高い」のが昔だった。どうやら最近は違って、最後に注目して欲しいと特にJRでのソレが多いらしい。確かに阪急や阪神電車ではあまり聞かない話である。ナンにしても、最後に注目されても意味がないよな。いや、マジで。

大阪に着いて地下鉄で本町へ。中央線に乗り換える途中、海遊館(水族館)の宣伝水槽がある。縦は1m、横は2mほどの小さな水槽にサメの赤ちゃんが泳いでる。ランドセルを背負った、典型的な小学一年生(多分イイ小学校だ 白い帽子あごにゴム付き、白いシャツ、紺の半ズボンそれは吊りズボン、白いハイソックス、黒の革靴)が黙々とスケッチブックを開いて写生している姿に出くわした。映画のワンシーンのように、僕は暫くその子を眺めてた。オバサンが寄って行く。「何を書いてるの?」そんな感じで聞いている。さっきまでのダイヤの乱れは、こんな些細なことでぶっ飛んでゆく。いい光景。

打ち合わせを済ませて、夕方の神戸での食事会まで時間があったので、新しく出来た梅田ハービスエントを覗く。最上階には劇団四季劇場、地下にはブルーノート。商業施設としては久々の、東京チックな、ポンギヒルズな風貌然。神戸にはつくれないなアレは。平日なのにカフェは一杯、人も一杯。5階に知り合いの出店和食があったので覗くと、ベリエ達可氏、リセット橘氏、久々に会う店主の宗氏がいた。いつも、新しい店はいい感じ。神戸ブランド火を噴くか。注目。

しかしなぜか、神戸に戻るとホッとする。僕の店があるからか。僕の住む家があるからなのか。変な言い方だけれど、多分街に人がいないからだ。
だからそんな街に、店で出会えた人に嬉しく思う。

それは、通り過ぎた感じがしないからなんだな。


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