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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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※志賀速報!【広尾で乾杯、いや疲労困憊だ 自宅で休養、遊びに来るな】

台風や地震、尋常じゃない昨今。人間は自然の猛威、現象には無力だけど、生きている証はじっとしないことだ。僕は日々、そうやって動き続けてる。

いやいや、しかし今期は花園へ4回目である。9月からのラグビートップリーグだ。いつもは神戸である試合以外はほとんど行かないのだが、周りにラグビーの面白さにハマッた人達がいて一緒に観戦の機会が多い。大一番と言われる試合は大抵終盤、このリーグで言うと12月1月にある例年が、どうやら序盤から混戦模様である。そういった意味でも、僕に遠くまで足を運ばせてしまう。

神戸は負けてしまった。敗因?あまりラグビーの戦術には詳しくないが、人間には詳しいつもりだ。人は、突然何かが巧くなったりしない。練習でやってきたことがハマッたのがトヨタで、その逆が神戸だったんだと思う。

その花園ラグビー場。実は、持ち主は今何かと話題の「近鉄」である。近畿日本鉄道社長が答えたインタビュー記事。オリックスとバファローズの球団合併について「これで不採算事業の整理にはめどがついた」とし、トップリーグに参加しているラグビーからも撤退するのですか?の質問に対してこう答えている。

「同じスポーツでも、ラグビーには力を入れたい プロ契約選手も増やす プロ野球には広告宣伝効果を期待したが、『ラグビーは社員の士気を高めるシンボル』と位置づけている 花園ラグビー場も保有し続け、必要な設備投資もする」

他のチームにも見られる、おそらく歴代の社長や役員にラグビーファン(もしくは、やっていた)がいるのだろう。しかし、それを抜きにしてもこの表現はラグビーの本質を突いている。大胆にセールスプロモーションを行ってこなかったラグビー発展へのヒントだ。ボールの形やゲームやルールを、人生・組織に例えると解りやすいスポーツ。そこに個性的なキャラクターが存在し介在する。古くはドラマで描かれ、ジャージがファッションになった。ラグビーは『国民の士気を高めるシンボル』になる可能性を秘めている。

そして野球やサッカーも実は、協会やコミッショナーからは拡がらなかった。拡げるのは「クラブ」という名のチーム、そしてファンからだ……。

そんなことを考えながら、神戸への帰りに便乗させたもらってたワゴン車の中。5歳のももっちは、4枚の図柄の違うジャケットを手に「ハイ、志賀さん スイセンケイジャクで〜す」とシートに並べ始め、「ハイ、めくりま〜す」と2枚ずつ持ち去っていった。多分彼女は、トランプで言うところの「神経衰弱」という、放送コードギリギリネーミングの遊びを真似てたんだと思う。

神経衰弱、不安定な環境で起こりやすい症状。それが今の日本ラグビーを物語っているようである。この日一緒に観戦した5歳の女の子がヒントをくれた。

このさい、スイセンケイジャクでもケイウンスクでもいい。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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