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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※志賀速報!【午後から神戸に戻ります もちろん夜は店です】

11日、久しぶりにロングドライブをした。と言ってもたかだか90kmの距離だ。駄々をこねるのが職業のような彼女(車)だから少々不安はあったが、基礎体温(水温計)も安定し、無事ランデブー(恥ずかし死語)を終えた。 しかし今日の日記は先日感じたことで、書きたかった話。大阪とは全く関係ない。

ある日、店にやって来た僕より一つ上、つまり41歳の男性は日焼けして髪が茶色くなっていた。「この夏はクルーザーとジェットとウエークボードにハマってさぁ」そう話すお客様は、歳の半分くらいの女性を連れていた。

純粋にマリンスポーツに励む人には申し訳ないが、僕はこの手の話を聞く度に「胡散臭い業種の人がたくさんいる場所」「若い人にウケル、若い人に着いていこうとするためにやるモノ」的な話に聞こえて仕方がない。純粋に取り組む人達を何人も知っているだけに、そんな人種は特に目立ってしまう。カッコイイの判断基準がどこか違うのだろう。

海、僕は海まで走って、泳いでは砂浜で休みまた泳ぐ、そして走って帰る過ごし方を選ぶ。若者に着いて行こうなどという気は更々ない。出来る限り「着いて来られない世界」を選び続けたい。体力は仕方ない。精神論のことだ。

先日オバQ妹ことブルマンに「弟が志賀さんのこと、『街の先輩がまだいたんやね』って話してたわ」と言われた。先に酒を知っている、人より酒を知っている、そんなことではないのは解っている。体育会の先輩、仕事の先輩とも違う『街の先輩』……嬉しい話やなと思う。

僕にも街の先輩がいた。どうしようもなくバカな先輩、独特のスタイル・飲み方を持っていた先輩、みんなが褒め称えた時に一人だけソイツに怒鳴りつけた先輩、「これはやったらあかんで」と言うそばからやってしまう先輩。つまりは街の先輩は、やり続けていた。死ぬまでくらいに、言い続けていた。

異性と、心ときめかせて過ごすのもいい。しかし僕にとっては、それだけの人間にはあまり付き合う価値はない。そしてまた、大人と飲(や)る、街の先輩と語ることに時間を割かない、割けないヤツはとても不幸なのだと思う。

僕が『街の先輩』と称された。近頃、ちょっと胸を張っている。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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