www.bar-shiga.com
■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
ホーム >>>
9/28「40歳の自覚」 バックナンバー >>>
※志賀速報!【9/25発売「ラグビーマガジン」、ジャパニーズマフィアとツーショット(死語)?の志賀を探せ! >>> 詳しくは志賀情報で!!

午前中突然の雨にびっくらこいたが、雨ざらしの彼女(車)に別れを告げて僕は病院に入った。40歳は身体の曲がり角、検診に行くためだ。

パンツ一丁、安物のホテルのパジャマみたいな服を纏って、生まれて初めてバリウムなるものを飲んだ。話によると不味いものらしいが、プロテインに慣れてるせいかゴクゴクと「半分ですよぉ〜」と言われたのに飲み過ぎた。機械は倒れたり立ち上がったり、僕もうつ伏せや仰向け斜めと、AOIA・スーパーウーパー(六甲アイランドにあったプール滑り台)のようにサンダーバードだった。

その後、待合室で暫くすると名前を呼ばれる。蛍光灯の壁に貼った幾つかのX線写真は、白い巨塔を思わせる。明るく言う先生は50歳代と思しき、事あらばギャグを放とうとするオヤジである。深読みするとそれは、大病に対し患者を心配させない常套句なのではないかと、僕は猜疑心が拭い去れない。「食道、腸はきれいです」の「は」が気になる。他のどこかが悪いのか。

「この辺に、灰色に不鮮明なところがあるでしょう」

「は、はい……」

「これはねぇ…………ガスと便なんですよぉ」

笑えない。からかうな。

「アナタの胃はですねぇ、バクジョウイです」

韓流スターの名前のようなことを言われたが、ピンと来ない。

「人間の100人に5人ある、胃の形状なんやけど……」

一万人に一人だったらまだしも、そんな中途半端に消費税みたいな。

ともかく色んな事が判って良かった。周りの大切な人達からの勧めもあって、>>> 9/21日記のおばさんが僕の背中を押してくれた感じもする。検査はしておいた方がいい。安心と希望が、少しの時間で手に入る。

ゆえに、ひとまず大事はない。そのバクジョウイ(瀑状胃)の人は、消化がし難い形状だそうだ。対処法としては、満腹感があるときには水分を流し込み「おじぎをする」といいらしい。簡単なことだ。

というわけで、店で滅多にしないはずの深々と礼をしているときには、単に胃が気持ち悪いのであって、心を入れ替えたわけではない。


※ダジャレー男爵・志賀が、ワインセミナー講師だってさ!
【ホテルトアロードの第三期ワインセミナーは、偶数月第一週日曜に開催されます(2005年2月まで)>>>詳細と、次回のお申し込みはこちら……

「KOBE HYOGO 2005 夢基金プロジェクト」
【志賀が選考ブレーンとして参加、神戸を中心に希望と夢あるアイデア(認定されれば支援事業となる)を募集したもの 詳しくは>>>「KOBE HYOGO 2005 夢基金プロジェクト」〜特集にて、志賀大いに語る?】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……
【最近始めた、>>>別ブログはこちら……

Copyright@Toshiya Shiga. All Rights Reserved.
Send Mail to Shiga
n