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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※志賀速報!【23日秋分の日、開けるつもりです】

20日敬老の日、昨日のしんみりした日記の続きを書かなければならない。

おばさんは心肺停止したそのまま、帰らぬ人となった。僕の柔軟性のない脳味噌のどこをどう突っついても、記憶の中にはあのおばさんの明るい声と笑顔しか出てこない。「御飯食べてる?」「彼女出来た?」駐車場やエレベーターですれ違うたびに声を掛けられた。そのおばさんが逝った。

いつものお洒落な眼鏡はなかったが、死に化粧は心なしか笑っているようにも見えた。最後までおばさんは、いつものおばさんだった。

僕には店のやり方(お客様を選ぶ・解る人だけ来ればいい)への反動があって、どこかで多くの人に認めてもらうために昼間の足跡を付けようと少々焦っていた時期もあった。例えばいくつもの営業をし、その何割かの仕事をこなすことに何の疑問を持たなくなったときに、僕は人の繋がりを見ないようにして、心からの笑顔は消えて微笑むようになる。自分は誰なのか、僕にしかできないことは何なのか。忘れたときに、自分も消えてゆくと解ってるつもりだった。

僕は、おばさんの笑顔のように「カタチ」を残したい。そんな意味で、おばさんは大きかった。生きるね、カイチさん。気付かせてくれた、ありがとう。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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