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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※志賀速報!【9/1発売Meets10月号(P.115)を見なせぇ!】

自宅に帰るとマンションの植栽から、秋の虫の声がした。
どうりで夜は、寒いくらいに涼しくなった。

久々にフロインドリーブカフェに行った。打ち合わせに使ったのだが、教会を改装して造られたそこは、メニュー構成やオペレーションも含めずいぶん前に行った以来、良くなったと思う。実際パンも美味しいし、人気のショップも健在だ。「自分の目を信じる」ことを忘れてはイケナイが、一度や二度行ったくらいで「あの店はこうだ」と語ってしまう評論家みたいな人が多い中で、僕は久しぶりに来訪してまたイイ印象を持った。努力が見られる店は信用できる。


コーヒー好きの人は、色んな店のコーヒーを飲み比べて自分の味を知る。ところが、なぜかバーでは少し勝手が違うと思われているようだ。「こういう店に来たら、カクテルでも頼もうか」と普段飲まないような難しいカクテルを言われても困る。面倒くさがりの僕には「おまかせでもよろしいでしょうかねぇ」と、好き勝手(もちろん好みは聞く)につくってしまう。普段ジンリッキーを飲んでいることが多いのなら、まずは同じモノを飲んでみる。すると美味いか不味いか、氷がどうか、ライムは「いいライムか」などと色々楽しめる。バーに行けばまずは、飲んだことのあるモノを飲んでみるのがオススメだ。

その話に付随して言えば、ウイスキーのストレートってのは「どこでも同じ」だと思われている。そのままだし、誰が入れても同じだというわけだ。ところが、ウイスキーでもワインのように、開栓してから味も変わってゆく。そしてボトルに残り少ないウイスキーは、香りもグラスを流れ落ちる液体のスピードも違う。もちろん店の管理も左右してくる。グラスの大きさ・カタチでも変わってくる。ワイングラスのように飲み口が狭まったテイスティング・マスターブレンダー用のモノなら、色も香りも喉ごしも違う。同じ飲み物を、2杯目は違うグラスで。こんな簡単なことからでも、好みが見つかるものだ。

バーで過ごすことは、恋愛に似ている。自分が果たして、この店の目の前の飲み物が好きなのか、それともその飲み物自体がどの店のものでも好きなのか……店の雰囲気を重視するのか、周りの仲間がその酒を美味しくさせるのか……そうやって色々見聞き・味見することで本物を手に入れることができる。

チャンポンすると、苦しくなる。そういうものだ。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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