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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※志賀速報!【8/1どろんこバレーin神戸フルーツフラワーパーク参加!】

金曜日夕方、大阪に向かうJRからは晴れた神戸とは対照的に、大雨の尼崎、雨の降ったあとの大阪が見えた。台風が近付いている。快速電車車中でも太宰を読んでいた。 こうして小説を読むのは、何年ぶりかのことだ。

僕が小説を読まなくなったのには理由がある。活字は好きだし、新聞も目を通す方だと思う。しかしハト・タカ、右・左翼はあるにしろ、万人に向けてのマスコミュニケーションは読むことのできるものだ。ただ、こと小説、しかも直線的に働きかける文章は、僕にとって辛く語りかけてくる。僕が、無論小説家でもないし物書きでもないのに、自分の言葉の無知を知らされて悔しい思いをし、しばしば鬱めいた自分を垣間見せてしまう(所謂エッセイのような流行りモノは違う 一つの名詞に対して遠回しに数ページ使うモノには、違う意味で閉口する)。ここ最近の日記に、それは少し表れているようである。

例えば絵ならば、抽象画より具象画がいい。あれこれ考えなくて済むからである。しかし直接的に訴えかけてきたとしてもそれは、活字ほどに打ちひしがれることや、ジェラシーは感じさせるものではない。ただ眺めるだけだ。

よく、断定的だと言われるし、自信家だとも思われている。「志賀に答えを出してもらえ」と言われても経験談を語るくらいしか術はないのだが、どうやら外から見た僕と、僕が思う自身は違うようだ。会員制を声高に謳っているわけではないのに、敷居が高いと言われること(それは、世に言う会員制がステイタスを求めるのに対し、僕は家に招く人の選別をしているということの解釈の違い)もそうだ。思いは送る方と受け取る方で、少し変わってくる。今、自分にアイデンティティはあっても、インフルーエンス、権勢・威光・影響力が欠けている。

何が書きたかったのか、どうやら最近の僕は、少し考えるタチである。
NZ修行から帰ってきた南條が店で僕に言った。

「志賀さんは、そんなこと言ったらだめです」

月並みな恋愛話、気になる人がいるだとか、そんな俗世間的なことをヤツらに話してはイケナイそうである。確かに恋をすると、パワーにはなっても、威光が鳴りを潜めてしまう気がする。僕にだって恋する権利はあるが、どうやら僕に近い男連中は、愛に発展する僕に嫉妬するかのようだ。

今、理解できた。男に好かれる、それこそ男の悦楽なんだと思う。だから、最近の僕は力がなかったし、人恋しさはイコール異性ではなく、一対一で話す男だったのだと気付いた。男同士の話に飢えていたんだと。(ゲイでなく、ね)

それがあって初めて、女性に好かれたいわけだ。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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