www.bar-shiga.com
■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
ホーム >>>
7/29「シノギヲケズラナイミセ」 バックナンバー >>>
※志賀速報!【8/1どろんこバレーin神戸フルーツフラワーパーク参加!】

神戸は最高温度37度だったらしい。異様だな。

車を運転しながらふと考えていた。僕は、競い合って生きてきたんだろうか。どちらかというと、そういうのを避けて通ってきたのではないのだろうか。なぜかそんなことを思いながら、車を東に走らせていた。

「鎬(しのぎ)を削る」という言葉がある。激しく争い戦うことだが、そうやってのし上がってゆく人がいるのだとすれば、僕はやはりその辺りは避けていたのだと思う。良く言えば、「誰もやらないことをやる個性」「レールには乗らない主義」で自己を形成してきたのだが、単にそれは負ける事への恐れ・逃げだったのではないか。僕はおそらく、ほとんど鎬を削ったことがない。

スポーツに目を向ければ解りやすい。小学校からやって来たラグビーだが、出来れば同じポジションには人がいない方がいいと思ってた。そうすればレギュラーになるのは容易いし、いつも一番でいられるような気がしてた。ラグビーで大成しなかったのは、そんな気持ちがあったからなのかも知れない。

反面教師か。多くの選手がなぜ試合に出られないのか解るようになったし、大成する選手の強さの秘訣を知るようにもなった。僕が、サッカー・野球・ラグビーなどスポーツをジョイントするべきだと、ただ闇雲に謳っているわけではないのだ。フロント首脳・コーチ陣も裏方スタッフも、試合内外の選手達もファンも、その相互の関係も僕には見えるようになった。

例えば同じポジションに、世界的に有名な選手がやってきた。「だから自分は出られない」と言う選手がいる。会社なら「僕は上司に嫌われているから、抜擢されない」といったところか。しかしそれは、千載一遇のチャンスなのだ。絶対的に強いとされるその選手は目立つ。ただソイツにはない「鮮烈な印象に残るプレー」があったときに、立場は変わる。それは競争から生まれる逆転現象だ。

確かにライバルがいるから頑張れる。しかしそうとも思っていないヤツが、そんな虎視眈々の気持ちを持っている者ならば足下を掬われることになる。競い合う仲間の中で、鎬を削ることは必須だ。史実にも、多くの事例が残っている。

しかしながらこの店に、この僕に鎬を削る相手はいないと思う。こないだの喧嘩くらいで、誰も僕を相手にはしないと思う。僕はのし上がるつもりはないし、神戸で一番になるつもりもない。ただ、誰も「僕のようにはなれない」という自負、それだけでやっているようなものだからだ。

都合よく考えると僕はずっと昔から自己を強く持ちながら、鎬を削る必要のない、人のやらないことを選んできたんだと思う。多分、スポーツ以外はね。


※ダジャレー男爵・志賀が、ワインセミナー講師だってさ!
【ホテルトアロードの第三期ワインセミナーは、偶数月第一週日曜に開催されます(2005年2月まで)>>>詳細と、次回のお申し込みはこちら……

「KOBE HYOGO 2005 夢基金プロジェクト」二期募集中 〜04/8/31
【志賀が選考ブレーンとして参加、神戸を中心に希望と夢あるアイデア(認定されれば支援事業となる)を募集している 詳しくは>>>「KOBE HYOGO 2005 夢基金プロジェクト」〜特集にて、志賀大いに語る?】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……
【最近始めた、>>>別ブログはこちら……

Copyright@Toshiya Shiga. All Rights Reserved.
Send Mail to Shiga
n