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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※志賀速報!【本日19日休みます

三連休の中日。住んでるマンションの駐車場で、久々に隣人佐川満男と会う。「廊下の室外機から水が流れてるから、生きてるのは分かってたわ」とオヤジは笑う。新しいのをもらったからいらんか?とオービス速度違反探知機をもらった。「これで彼女を探しますわ」僕がそう言うと、3秒ほど置いて佐川氏は「アホ!」と返した。また僕の恋愛スピード違反が始まるのか。

今、静かだった店で日記を書いている。連休の街、みんな休んでいるのだろうね。日曜日にあったことで、右肘と手の甲と左頬と大臀部(お尻)が痛い。久しぶりに警察にお世話になったからだ……。

インターネットの接続を頼まれて、先輩の店に行くつもりだった。大学ラグビーの先輩だから、約束の時間には間に合わせる。当たり前のことだが、少し足早に向かってた。そしたら、男がすれ違いに肩をぶつけてきた。

よく人に「ややこしいことには関わらない方がイイ」と言われるくせに、変な正義感を持ってる僕は「ぶつかっといて、謝りぃな」と振り返り言った。そうすると、なぜか彼は路上に停めてある自転車をおもむろに持った。「なんや酔っぱらいか 自転車乗れるんかいな 気ぃつけて帰りや」ってな感じで、急ごうとするといきなりソイツはその自転車を持ち上げて「すんませんなぁ」と嫌み一杯に僕に投げつけてきた。これは尋常ではない。男が廃る。死語連発。

僕は「こらこら、人の自転車投げたらあかんがな」と近寄り、ソイツの襟首を右手一本でねじ上げた。「アンタな、酔ってるやろ 勢いでやったらあかんがな」年の頃は30代半ばのその男は、引くに引けなくなったのだろう。こりゃまたいきなり、2発ほど僕のイケメンの顔面をしっかりグーで殴ってきた。

殴られるってのは、あんまり気分のいいモノではない。それをかわすことも出来たが如何せん、僕は左手に携帯を持っていて、右手は相手の首にある。人集りも出来始めたから、僕は冷静に殴られた。店の近所だしね。顔の中心を殴ってきたのなら、少しかわさないと危険なのは知っている。空手バカ一代で、大山倍達が言ってた。鼻の下へこんだところや、顎の中心は一撃だ。

「アンタ一方的に殴ってるわな 俺は手ぇ出してへんで 今俺も急いでるから、とりあえず警察に来てもらうわ」興奮してる相手は「よっしゃ行ったろ」と言うが、それ以上の力で僕の右手が首を絞めると「わかった、ゴメンゴメン」と言い出した。このまま逃げられるのも癪だから右手は緩めない。左手で「あぁ、ワシや 若い衆よこしてくれ」とは言わないで、久しぶりに110番した。

警察ってのは、急を要する時に限って「お名前は、場所を詳しく」などとお前は見合い相手か!(したことないけど)くらいに聞いてくる。「早よ来て!急いでるねん」いやホンマ、急いでるわけです。先輩すんません。

「もう離してくれ 逃げへんから」その男は言う。「ホンマお兄さん、ゴメンやから」と言うが「そのゴメンが心こもってへんがな」と怒りながらも、僕はやっと手を離した。なかなか来ない警察に、もう一度電話を掛ける。「早よ来てくれへんかなぁ、先輩に怒られるがな」と言ったその時、男は僕の店と玉撞き屋の間の筋を北へ走り出した。漫画みたいな展開!!

追いかけたね。こんな時に、ラグビーをやっててよかったと思う。20mで追いつき、ソイツのポロシャツを掴み足を引っかけ倒す。すぐにケサ固め・ヘッドロック。おっ、これはPRIDEで誰かがやってた絞め技や!を見舞う。するとコイツ、僕の右手を噛みやがった。こうなったら正当防衛。投げ飛ばすと、アスファルトに顔から落ちて、ソイツは敢えなく御用。

「往生際が悪いなアンタ ええ加減に諦めろや 俺もこんな汗かきたないねん 用事もあるし、だるいわ」おっ、往生際って死語やがな!とは言わなかったが、その数分後警察官が5人来た。「遅いがな!」と僕は観念した男を引き渡した。一部始終を話す僕に対して、「この人がぶつかってきて殴られた」とソイツは言った。切れました。ブチ切れました。警官のいる前で「一発殴ったろか?」と言ったら、それ以上は何も言わなくなって、あとは警官に謝るばかりの男。

酔っぱらった勢いのヤツに対し、僕はほとんど冷静だったので警官も解った様子。当たり前やん、三宮で看板しょってやってる僕に、降りかかる火の粉を払っただけや、ちゃんと説教したってや、警官達にそう言い残すと僕は、先輩と、僕がWindowsについて弱いから呼んだ岩崎クンの待つ店に向かった。

しょーもない喧嘩は売らない方がイイ。僕はココ三宮では人以上にPrideもproudもある。だから避けて通らない。自転車投げへんかったら、警官に囲まれて、顔から血を流してるのに事情聴取受けることもなかったのにねぇ。お気の毒。

ホント、ややこしい世の中や。

ややこしいのは、僕か?


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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