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※志賀速報！【>>>ヘルメスソース掲載Meets発売中 書店・コンビニで！】
台風が過ぎ去った神戸、金曜の夜である。どうやらリハビリのリバウンドか、首も背中も辛い。月曜のリハビリが待ち遠しい。しかしそういうときに限って「追われる」携帯への電話が一杯入ってくるものだ。そのやり取りが、僕の体調を更に悪くさせたのかも知れない……。（長いです、本日日記）
仕事の電話、これは問題ない。土曜、大阪での打ち合わせのアポだ。その他、テレビ局制作の方からの電話が数件入っている。実は木曜に担当者と話したのだが、どうやら雑誌「Meets」を見て僕のサイトに行き着き、ヘルメスソース（>>>詳しくは、コチラで）の存在、その経緯に興味を持って番組で取り上げたいらしい。それはいいことだ。店に電話があったので「メールでやり取りをしましょう」とその趣旨や構成をひとまずPCにて聞くことにした。
ところがその担当の女性は、多分頭の中でソースの話を整理できていない。「ミーツ見て興味を持って……」それは解る。僕のサイトを見て、注文をしてくれた人と同じ感覚だ。しかしながら僕と南條の関係、その発端、笑いから感動に変わり涙したこと。その辺は、僕のサイトの関連日記をちゃんと読んでないんだな、と思った。そして金曜の朝、メールが届く。その一節に、こんな文章が。
「石見食品の奥さんが、志賀さんたちのことを涙声になってお話しされていたのもあって、なんとかお話できないかと……」
僕はそれにこう返した。
『それは取材なり、テレビに出すなどの承諾を取られた際にでしょうか。どんな話に涙声になっておられたのでしょう……。ともかく嬉しいことです。出来れば取り上げていただきたい。彼らは小さな家族工場です。ぬか喜びは辛いから。
事の始まりはオモシロオカシク、茶化しておりました。それが笑いから驚きへ、最後にはその繋がりに僕達は涙しました。
僕が「ソース工場の方々」のお話しをするのもご質問を受けるのも可能ですが、そのほとんどの想いはサイトに書いています。（以下、6編の日記のリンクを貼ってお知らせした）
いいモノは、爆発的に広まってはいけないのだと思います。沸々と、でも解る人には知らせたい。僕の店も同じです。しかもホントに美味しいし、ストーリーがある。僕が創ったヘルメスハガキもイイですよ。かなり。
短い時間の番組構成でしょうから、あれこれ詰め込めないですよね。
ソースとの出逢い、工場の見学、その人達の繋がり、僕等なりの販促（ソースナイト開催・DM製作・料理人への推薦など）……
そして今日、坂井氏が僕の店に来られます。こんな繋がりって、この時代に貴重でしょ。
是非取り上げていただきたいものです』
そして金曜夕方、仕事場にいて気付かなかったが何件も入っていた電話。折り返し掛けた。どうやら来週の火曜日には工場の撮影をしたいらしい。「僕のメールは見ていただけましたか？」…見ていないと言う。「で、その撮りは、工場に下調べをしてからのことですか？」…ぶっつけ本番だそうだ。「今日、ヘルメスソースの坂井さんが来るのは知ってますよね 直接、面と向かってお話しして、想いを伝えられたらいかがですか？」…他の編集作業やロケで忙しいらしい。
テレビの人達が皆そうだとは思わない。少なくとも僕の店がテレビに紹介されたときにそのディレクターは神戸まで来て2時間話をしたし、店でゆっくり過ごしてくれた。住所を明かさないことを条件など、僕の考えを理解してもらった。この人達が番組をつくるなら、と思ったものだ。Meetsだってそうだ。編集者は店にも来るし、ヘルメスソースも味わい、その経緯も知った。だから書く資格があるし、その本からの広がりは堅く嬉しいモノとなった。
だから言いたい。モノヅクリをしている立場の人ならば、アプローチ・その繋がりを大切にして欲しい。小さな町工場や、一人でやってるバーは、多くの見知らぬ人やメディアの心ない襲撃に会えば簡単に潰されてしまうのだ。本当にこの話、つくり手に感動したのならば、つくる側もそのストーリーを語れるくらいに想って欲しいし、電話だけでは伝わらない気持ちを直接伝えて欲しい。僕の店は高々9年だが、あのソース工場は50年、今尚続く想いなのだから。
ほんの数分の露出でも、背景を知って創るのと、ただ作るのとは伝わり方が変わってくる。同じ「つくり手」として、そのコンセンサスだけは譲れない。
（※坂井氏とそのお友達の店での話はいつかまた 坂井さんもそうなんやけど、そのハシモトさんもええ人なんよ 南條も来て盛り上がりました ヘルメスソース、ハシモトさんが営業部長 南條賢太が広報部長 僕がクリエイティブ・ディレクター就任です TVの件は僕に委ねられることになりました）
※ダジャレー男爵・志賀が、ワインセミナー講師だってさ！
【ホテルトアロードの第三期ワインセミナーは、偶数月第一週日曜に開催されます（2005年2月まで）>>>詳細と、8月のお申し込みはこちら……】
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【志賀が選考ブレーンとして参加、神戸を中心に希望と夢あるアイデア（認定されれば支援事業となる）を募集している 詳しくは>>>「KOBE HYOGO 2005 夢基金プロジェクト」〜特集にて、志賀大いに語る？】
※加納町 志賀とはどんなヤツ？
【>>>プロフィールとバイオグラフィー（一部）はこちら……】
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