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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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月曜の雨から一変、神戸は晴れている。昼に起きたが、外の天気に「あぁ洗濯物外に干しとけば、フカフカだったのになぁ」などと主婦のようなことを言っている、ブリーチ(漂白剤だ)でプリチー(プリティね)な僕である。

ミーツリージョナルを見ましたか。ヘルメスソースの経緯やその写真(賢太もいる)、僕デザインハガキ掲載、嬉しいことだ。工場の坂井氏からは、周りの反響に驚いている旨のメールを戴いた。僕のハガキからの注文もあるようだ。やはり嬉しいことである。これで、今まで培ってきた石見食品さんのペースが崩れないように祈りたい。多分大丈夫だろう。繋がったのはMeetsだし、僕達だし。

その坂井氏が、近く神戸に来るという。僕の店を訪ねてくれるらしい。関係したみんな、ソースナイトに参加した人達、興味がある人もその日が決まったら覗いて欲しいね。こんな広がり、凄いよね。

世間で言う「無駄なこと」は、メリットが目先にないことがほとんどだ。今やらなければならないこと、売らなければいけないモノ、人には一杯ある。そのプライオリティは生きるため、現実的に背負ったモノを少しずつ下ろす作業を先に選択する。僕にだってある。だけどそんなこと関係無しに衝動はやってくる。僕はそれらを見過ごすことが、自分からの逃避だと思ってる。だから、やる。

いつか国際マッチの前日夜に、あるスポーツ選手が週末の僕の店に電話してきたことがある。彼はなぜ電話したのかも言わずに、泣いていたように感じた。普通は人が多い金曜だと解って電話したのは、彼の気持ちも相当な高揚だったのだろう。ちょうど暇だったのもタイミングだ。僕も泣きそうになりながら「子供や僕等の憧れのフィールドに立てる誇りを持って」と言った。そして電話を切ってからすぐに、携帯にメールを送る。

「泣けるほど武者震いすることなど、人生に何回あるのだろう……
 多分その一回だよ 我を張って頑張れ」

確かに僕は歳と共に涙腺が弱くなったが、何でもかんでもに泣くわけではない。ある編集者は僕の店のことを「泣きバー」と表した。どこにでも転がっていそうな普通の話や、くだらないと流されそうな物事に真剣に取り組んだりすることなんかに、最も泣ける話があったりするものだ。

それが何処かに足を運ぶんじゃなくて僕の店にあるってのは、
ナンとも泣ける話だと自分ながらに思う。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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