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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
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ちょうど明石の訪問先からの帰り、雨が降り始めた。日曜降らなかった分これでもかと、この雨は台風を思わせる。でも午前から動きだし、爽快な気分で電車に乗ったからその雨もまたいとおかしであった。

垂水駅に置いた車に乗って街を目指す。駅のホームでは滅多に買わないスポーツ新聞を手に入れた。なんせ、ラグビー世界ランキング13位のカナダを破った全日本(ランキング20数位)だ。体格差もあるロシアを破っての決勝、そして優勝だった。自宅で取ってる朝日新聞にはカラーで取り上げられていた。朝日はラグビーには昔から積極的である。時に辛辣な意見もあるが的を射ているし真意に近い。今回の評価は良かった。当然だ。

前に書いたがラグビーはつくづく不運だと思う。ワールドカップの健闘は時差のほとんど無いオーストラリアの開催なのにリアルタイムには放送されず、阪神優勝に掻き消された。アジア代表かパシフィックリムだったか忘れたが、上位国に勝ってもサッカーワールドカップに話題を奪われた。いつも翌日のニュースで知らされる点数だけで評価される。一点勝負のスポーツでないだけに酷である。

今回はまたサッカージャパンにやられた。イングランド遠征で、調整試合のアイスランドとの試合。3対2で勝ったものの、相手はFIFAランキング50数位で日本より30位も格下である。なぜにそれがスポーツ新聞では一面なのか(デイリーは阪神、報知は巨人だけど)、僕にはそれが解らずに、寂しい気持ちで小さく取り上げられたラグビーの記事を切り抜いていた。

確かに僕はラグビーを囓ってたし、ジャパンには知人も多くいる。ましてや監督の北京原人こと(僕しか言ってないが)萩本氏は、ラグビーで大先輩だけれども人間味のある数少ない熱い指導者であり、僕の応援者でもある。ゆえに、少々ラグビー贔屓は否めない。しかし、国を代表した「消化試合ではない冠の付いた大会」での優勝を大きく捉えずに、五輪予選で女子に差を付けられた男子バレーを美談にする日本のメディアには疑問が残る。

昨日の日記に書いたように、勝利の蓄積が人の認知を呼ぶのならば、ジャパンラグビーは動き出したばかりだ。7月のイタリア戦は、とても大切な試合となるだろう。競合国ひしめく、6カ国対抗(イングランド・アイルランド・スコットランド・ウェールズ・フランス・イタリア)でも近年健闘の国である。もし勝てば、メディアの露出を切にお願いしたいものである。

僕が日本のラグビーを変えようなどと大それた事は思わない。日本の政治を変えようくらいに、堅くなった老廃物一杯の身体を揉みほぐす様な、ゆっくりした時間など僕にはない。色々やってきて築いた、そして気付いた。僕に共通のビジョンがあるとすれば、「神戸から発信する」ということ。

ならば、やるまでだ。スポーツも文化もデザインも。


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