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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※ココだけの志賀速報!【15日、花園ラグビー場で会いましょう

ジェームス山から旧神明を抜ける途中、古紙回収トラックが落としていったと思しき紙が、道の両脇に散乱していた。紙だから避ける必要もないのだが、ほとんどの車が減速しながら通ってゆく。ええ迷惑である。いい迷惑……?

「いい迷惑」の『いい』はもちろん良いではなく、どうでもイイけど迷惑なのよ、というものなのだろうか。どうでもイイけど迷惑なのよ、という言葉自体意味を成さない感もあるが、この『いい』が付くことにより、「実はそれほど迷惑ではない」ということを謳っているようでもある。

例えばその紙が、大きなゴロゴロ石だったとしたらどうだろう。「ええ迷惑やなぁ〜」では済まされない。「迷惑極まりない」と普段滅多に使わない言葉を手繰り寄せて放つはずだ。前にノロノロ運転の車がいて、それが爺ちゃんやオバサンであったとしたら「ええ迷惑」であるが、暴走カミナリ族(死語)ならば「迷惑千万」とはなはだしくも最上級の死語をぶちまけることになるのだろう。

今、カフェでPC広げて書いているのだが、突然店の男の子が「お客様、『ペイ』様……?」と「失礼いたします お客様は『ペイ』様でしょうか?」と聞くのが普通なのだろうがイキナリ聞いてきて、僕は「違います」と答えると「失礼しました」とも言わずに電話口に戻ってしまった。

最近の若者は言葉を覚えようともしないのか。と言うか、どこからどう見ても僕が「ペイ」などとアダモちゃんみたいな名前に見えるか!ってとこが問題である。ホンマ、えらい迷惑である。 そうそう、関西弁では「えらい」が強調語になる。「めっちゃ」もそうだ。若者言葉で言うと「ばり」「むっさ」と原形が定かでなくなったものもあるのは悲しい現象でもある。

だから思う。「いい迷惑」の間は、腹立たしくもなく、実はまんざらでもない場合が多いのだ。「街を歩いてたらナンパに会ったのよぉ〜、いい迷惑だわ」「旦那にチョコ買ったら『彼氏に本命チョコですね』って店員さんに言われちゃったぁ いい迷惑よねぇ〜」……さして、迷惑じゃないのだ。

「車停める度に『ナンて言う車ですか?』って聞かれて、ええ迷惑やわ」

そう言ってる僕も、その実、嬉しかったりする。


※ダジャレー男爵の「志賀オシャレ『死語』
【お客様と「霊」の話になった 僕は具体的にソレを見たことがないが、その方は経験豊富である 家の鍵が閉まってるはずなのに玄関から「カチャッ」と音がして、廊下を歩く 突き当たりの自分のいる寝室のドアが開き、明らかに人が入ってきた……すぐにソイツは出ていったそうだが、寝室だけに寝室鬼没である このダジャレは没である 死語無くてごめんなチャイコフスキー これも没】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

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