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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※ココだけの志賀速報!【昨日の日記に神戸製鋼画像を追加アップ】

夜、早い時間の店。お客様の勧めで二日酔いを忘れる迎え酒を飲んだ。

ホンマ、あいつらだけは最低なときもあるが最高や。僕がラグビーを囓ってて良かったと心から思ってる。優勝してから僕のサイトのアクセス数が伸びてるから、多分神戸ファンなのだろう。じゃあ今日も一つだけ、裏話をする。

Steelers Kidsといって、Jリーグみたいに手を繋ぎ、子供と共に登場する出場選手達のシーンがある。今から戦いに、でも少し和やかなヒトトキだ。

この日は、僕のサイトにもよく出てくるお客様のお子さん「木下みなみちゃん(6歳)」が出ることで、そのお母さんと登場をドキドキして待っていた。多分、彼女と仲のいいキャプテン・苑田(No.9)と先頭を歩くと思ってたら、どうも彼女より小さな男の子がいて身長順に並ばせられたようだ。いざ、フィールドに歩き出すときに苑田はチラッと後ろを向くと、2番目にみなみちゃんが。その横にはNo.8・伊藤剛臣。知らない人に説明しよう。ペプシマンのジャパニーズ・マフィア版だと思えばいい。苑田は「うわっ!」と思った。

しかし優勝を賭した試合に、苑田のテンションは最高潮に達していた。
残念ながら、そこまでは気が回らなかった。

一方、伊藤はと言うと、彼もまた同じように気合いの塊となって前だけを見ていた。彼は試合前必ず手に松ヤニを付ける。ボールが滑りにくいようにである。だからいつもキッズには「手がネチャネチャしてごめんね」と言ってから手を繋ぐタケのはずであった。この日はさすがに、それどころではない。

「そうだったんですかぁ 苑田と志賀さんの知り合いだったんですか あの子絶対オカシイなって思ってますよ 悪いコトしたなぁ」店で語るタケであった。

長女であるみなみちゃんは、周りの影響からか少々大人である。例えばそのあとスタンドで会うと、お母さんの実家みやげのキビ団子をたくさんくれた。「みんなで食べさせてもらうね」と言うと、首を振る。「志賀さんが食べるの 志賀さんに買ってきたの」と、目を見て言った。お母さんがチームの優勝に感極まって泣き出すと、彼女はそっと横にいてその姿を見ていた。妹4歳は笑い転げてた。女の子は、確かにお母さんの真似や長女という自覚を持つと大人びた言動が多くなるものらしい。彼女は、その辺が強く見られる子だ。

だから、みなみちゃんは思ってた。「手がネチャネチャな人」という認識が芽生えても、それはその野武士のような男に言ってはいけないことだと。それについて聞いても多分彼女は口をつぐんだまま、大人な少女であるに違いない。誰にも言わないのが「大人」なのだと、早熟に気付き始めているのだろう。

このままどこかに連れ去られるのではないかという不安はなかったか。 彼女のトラウマを心配すれば、やはり大畑大介に手を繋がせるべきだった……。


※イカリン志賀の「本日のハラタチ日記その57
【『俺を幸せにしろ』と言い続けて今年で10周年を迎える……と思う このサイトを始めてから「志賀を幸せにする会」というのもやったことは過去にレポートした……と多分思う しかしどうだ、この始末は とうちゃん悲しくって涙が……出んわな そんなんでイチイチ泣いてたら、はっちゃくパパだ(はっちゃくパパのパパは水戸黄門だ) 基本的に僕は『誰も知らない、知られちゃイケナイ』デビルマンの終わりの唄みたいな、秘密裏の涙・隠密が好きだ(あんみつは嫌いだ) 神戸製鋼のあとは「俺を幸せにしろ!企画」を目論んでいる】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

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