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■ 中毒性日記 2004
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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※ココだけの志賀速報!【11日日曜日、東京に行くのは止めた……神戸で君達の帰りを待っている 酒なんか飲まなくていいから、吉報を期待しておくわ】


まだ店の伝票の日付を「15年」と書いてしまう。
そんな木曜、電話の多い日だった。

午後、少し遅めに起きたら携帯には8件着信履歴が入ってる。メールは10数件。電話は外国人邸のリフォーム・暖炉の設え、その打ち合わせについてが1件。女性から3件。男性から1件。店からの転送が数件……。メールに関しては営業モノが多い。サイトを続けると、こんな具合に毎日数十件入ってくる。その隙間を縫ってサイトを見ている方々、お客様、友人知人からももちろん来る。メールが主流の昨今、電話が多い日は稀になったな。

夕方、ラグビー選手の結婚に伴う、二次会会場探しに付き合う。旧居留地、東遊園地、北野界隈。近頃の慌ただしさの中、少し息抜きとなる。その後店に入る前、広島から来ているかなり巧い玉を撞く人と、いつもの仲間で玉撞き屋にいた。しかし「玉」は息抜きではない。「今の心との対話」だ。解らんやろね。

撞いている最中、2件の電話が立て続けに入る。接点のない東京に住む二人から「特に用事がないんだけど、元気?」と続いたから少し驚く。一人目は、敬文。かなり売れてる写真家だ。女の子が生まれてパパになった。最近彼のサイトに書き込みした。たまにしか会わないけれど、繋がってる感じがするヤツだ。

もう一人は、ある女優さんのマネージャー。新しい方向性を模索しているのか?いつもの変な、高いテンションは無かった。そう言えば昨日本人からもメールが来ていたな。彼女達とも再会を約束した。

活字が電波でやってくる今では、電波に乗って遠くから声が聞こえてくるという大昔の発明はまた違う意味で少し遠くなった様に思う。「そんなんやったら会って話せ!」というくだらないものは別として、『声』はハートに響くものだ。

便利な文字よりも、たまには聞きたい声。
ふと行き詰まったり煮詰まったときに、そうやって声はやってくる。

久しぶりほどに、それはかなり嬉しい。


※イカリン志賀の「本日のハラタチ日記その39
【普段飲まないアブサンを飲んだ フランスのリキュール、あのヴァン・ヴィンセント・ゴッホが自分の耳を切ったときに飲んでいたと言われている、禁酒になってから復刻されたモノだ 美味いとは思わない でも「その歴史や謂われ」を肴に、飲(や)るってのも酒特有の醍醐味だと思う しかしあとでガクンと来た 滅多に飲まない種の酒は、年齢に来るものなのだ】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
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