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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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雨が降った神戸ではあるが、師走の人並みは関係なく街に活気をもたらせたようである。冬の寒さよりも、温かい神戸のこの季節が好きだ。

一部のマニアックなファンに支えられてきた「干しぶどう日記」、それもそろそろフィナーレを迎えようと(表現死語)……まだあるか。まぁ、今年中になくなるだろうから、少し僕の彼ら(干しぶどうのことね)への想いを間接的に垣間見ていただきたい。ちなみに、垣間見る人のことを今日から「カイマミィー」か「エツコ(市原・家政婦より)」と呼ぶことにしてヨ。(誰に言うとんねん)

『 初めまして溝口様、加納町 志賀でございます。私の干しぶどうづくりにご興味をお持ちだそうで、嬉しいです。青山ちゃんがとうとう干しぶどうにありつきました。しかも彼女はたった三粒しか枝に残っていない一粒を食べました。

というのも、昨日までは三粒付いていたのに、持ち上げようとしたら一粒落ちてしまったのです溝口様。それを彼女に、ずっと予約する勢いで干しぶどうづくりを応援してくれた彼女に敬意を表し差し上げました。多分です、多分溝口様。枝から早期に落ちた干しぶどう(正確にはブドウとして落ちたあとに干からびたオチブドウ)は、僕の中では作品として完璧ではないわけで、干しぶどう用のブドウではなかったこの「吉川・ヨカワベリー(いかにも干しぶどうに向いてなさそうな名前)」の枝に最後まで踏ん張った三粒には、おそらく、おそらくです溝口様、思いも寄らぬ枝からの栄養分と、えも知れない大地の恵み(大地から切り離されてはいるが)が詰まっていたのです溝口様。

思い起こせば2ヶ月前、干しぶどうをつくることに決めて、出来るワケのないオチを自分でも期待しながらつくっていくうちに、可愛くなるもんなのであります。晴れの予報が突然の雨に、ベランダのブドウ達を洗濯物そっちのけで急いで家の中に取り込んだこともありました。「風邪など引いていないかい?」とペットを気にする飼い主のように「カビなど生えていないかい?」と毎日夜中に帰るたびに冷蔵庫を覗きました。僕にとっては月並みだけれど子でもあり、だんだん小さくなるブドウは祖父や祖母を見るようでもあり、それはそれは溝口様、巣立ってゆく、僕の手から離れていく、プリティ・レーズンなのでありました。

食べた彼女の感想は、一言では表現できないので割愛させていただきます、また聞いてみて下さい。素敵な感想でした溝口様。すみません溝口様、お顔も見たことがない溝口様、名前連発をお許し下さい。今年も干しぶどうと共に、残り少なくなりました。お風邪など召しませぬよう、しかし召しませ干しぶどう。

                      レーズン志賀拝

 追伸  この際、ミゾグティーン様とお呼びしてもいいですか? 』


※イカリン志賀の「本日のハラタチ日記その7
【僕には好きな酔っぱらいと嫌いな酔っぱらいがいて、基本的に酔っぱらいにソレを求めるのはいけないことなんだけど、店にはそれぞれの過ごし方があるはずで……クラッシックを聞きに行くときとライブにノリに行くのとの違いと言うか……別に僕の店がクラッシックというわけではないんやが……アート系と、エンターテインメントアクション系映画の観る姿勢と言うか……僕がアート系というわけでもないんやが……初対面でギャグを飛ばされたり、タメ口きいてきたり、ウソの職種や名前を言ってくるお客さんには閉口する 相手が年上でも年下でも、最初はちゃんと対峙する僕やから、そんなことをサラッと流せへんのやと思う……うわっ、マジでハラタチ日記やん 失敬、失敬(死語)】

※ラブリー志賀の「干しぶどう日記・58日目」>>>キッカケはコチラ!
【いよいよ干しぶどうらしきモノは少なくなってきた 「吉川ベリーレーズン一号・志賀の恵み」の残り内訳 “枝付き2粒”“枝から落ちた7粒”“レンジで爆発させ水気を飛ばした(つもり)13粒”……『残りあと22レーズン』】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

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