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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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木曜日、新人デザイナーを起用することで話題のOSAKA COLLECTION 2003(春夏ファッションショーね)に行くことになっていた。デザイナーで?……Non。モデルで?……オファーがあれば行くが、これもNon。わざわざ招待してくれたのだが、この日は思い切って眠ることにした。午前4時に寝て11時の目覚ましで起きるまで、この3週間(10/23日記以来)で初めて熟睡できた。こりゃあ「寝溜め」やな、というわけでこの日の予定は無しにして、着替えてまた寝た。半日寝てやったぜ。まだ安心できないが、多分復活である。

そのショーの目玉は(なんか古くさい表現やな)、シースルー所謂スケスケのスケベおやじにはウハウハもんのファッションだと、出演モデルのAnn嬢が言ってた。残念である。合法的に女性の露わな肢体を「これはアートだ!」なんてマジマジと見られるのである。うーん、残念である。それはともかく、そういったショーをちゃんと観るのには意味がある。非日常的な世界を目の当たりにすることは、僕の見聞も広がるというモノだ。

しかしまぁ、舞台に立つのはどう考えてもモデルなわけで、例えばジャンボ尾崎や丸山茂樹がカッ飛ばすドライバーをアマチュアおっさんゴルファーが手にしたところで、タイガー・うずおにはなれないわけで、「君はモーニング娘。はおろかイブニング狼。(一応『。』付き)にもなれんやろ」的な子供を送り込んだ親の勘違いみたいに(長い前振りやな)、その服を着たからってモデルみたいにはなれないし、街を闊歩できるわけもない。

スケスケが街に溢れるのは歓迎モンだが、どう見てもイケスカナイスケスケのスケ(失礼)は、同じ男でもセクハラになる人とならない人くらいに、犯罪の臭いすら漂う。ほんまキムタクやったらウエルカムやのに、僕がやったらセクハラってのは、ほんまセクシャル・ハラスメントよりセクシー・はらはらやわ。

……はらはらと落ちる木々の葉に季節の移り変わりを想う、違いの分からない男、志賀敏哉39歳。風邪からの復調にフト冷静に顧みる。僕のハートはシースルーに、冷たい神戸に透けて見えた。その向こうは、僕と静かなこの店を、ハラスメントに笑ってた。はらはらと、そしてヘラヘラと……。


※「志賀」本日のコトゲンゴンその41《一(言)・提(言)・一過(言)》
【なんだ、今日の日記は! 風邪が治ったら、余計ヘンやがな】

※ラブリー志賀の「干しぶどう日記・36日目」>>>キッカケはコチラ!
【うししっ、完成間近である お客様試食日記、近日公開!】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

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