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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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店の近く、表通りのカフェが「ふぐ屋」になるようだ。僕が店を出した頃はローソンだった。それから創作料理屋になり内装が何回も変わりカフェになり、あっと言う間に座敷風?である。僕の店がメイン通りや繁華街になくて良かったと思う。隣がフグなら毒される不具合もあろう、フグだけに……(う〜んナイスダジャレー!)そう言えば、ふぐ屋さんのメニューを書いたことがある。

お客様以外は知らないと思うのだが、実は僕は筆で字を書くのが好きだ。夏と冬の葉書もそうだし、好きが仕事になることもあって嬉しく思う。夕方打ち合わせが終わったんだけど、新しくオープンする「ごはん屋」の店名をまた書いた。三宮でロゴを創ったりフライヤーに関わったり、ローマ字や漢字を筆で書いた店ももう何件かになる。その全てが続いている、盛況なのが何よりも嬉しい。

僕は「ごはん屋」という響きが好きだ。めし屋でも定食屋でもいい。割烹・懐石もたまにはいいが、創作料理ってのはちょっと苦手。素材元が判らない料理は、ナンダか怖い。グランメゾンよりもビストロ、イタリアンもリストランテよりトラットリアが性に合う。円卓グルグルよりも、大衆中華。酒も、サロンより酒場がいい。ホテルバーは一人が、実は好きだ。ホテルと言えばファッションよりも、連れ込みモーテルの方が風情がある。肩肘張らないという意味でも、中途半端に何でもある店・場所は苦手なのだ。人間が単純だからね、僕は。

コンビニの上がバーで、その上にスナックやカラオケがあって、ラウンジがあり創作料理屋や無国籍料理屋に多国籍軍が集い、ジャマイカンバーにはマナーの悪い若者が騒いでる。そんなビルのエレベーターは、毎日がハロウィンだ。僕は行けないし行かない。それが街を作るなら「神戸」である必要もないしねぇ。

前は出してなかったのに酒だけでは物足りず、食べ物もとりあえず置いておく店も増えた。やり方としては上手いが、本当に旨い食材は他のシンプルな店にあって欲しいし、あって然るべくだ。酒オンリーはオーセンティック・信頼すべきバーに行けばいい。つまり店の「ウリ」はそんなにいらないんだと思う。
志賀が志賀たる所以は、そんなとこにありたいといつも願ってる。

閉店間際、ほら口の中が金山園の中華になってきた。

あそこは間違いないわ。


※「志賀」本日のコトゲンゴンその40《一(言)・提(言)・一過(言)》
【ある女性の携帯に僕の写真を送ったら「うそつき」と帰ってきた 「雑誌に載っていた顔と違う、からかわないで」ということらしい 写真って印象違うよね 自分が気に入ったモノを他人が好きとは限らないから、人それぞれの捉え方もマチマチだ 送ったのは、僕が気に入ってる写真なんだけどね】

※ラブリー志賀の「干しぶどう日記・35日目」>>>キッカケはコチラ!
【確認の意味もあって、以前お客様が送ってきた干しぶどうURLをフト見た 「料理評論家の言うことやから信憑性アリ」とずっと思ってた 「ん?長野県小県郡東部町 小林かつ江……」 この1ヶ月、小林カツ代やと思ってた】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

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