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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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夜半には冷たい雨の降る神戸。寒い、足下から冷えるのは久々だ。

タイトルを見て「もう、やるんかい!」と突っ込めたアナタ、なかなか梅林女(バイリンガルのことね)やな。僕の英語も大したことはない。それはともかく『第二回・志賀不在ナイト』をまたやろうなんて魂胆は不甲斐ナイト。東京から帰ったらとたんに見失っとるな。久々にダジャレー男爵やわ、ワタクシ。

「不在」ってさぁ、外出してるってことやんね。旅行かも知れないし買い物、食事かも知れない。まぁ僕の場合は玉撞き屋ってのもあるが、ともかくソコにいないわけだ。だからレンタルホームパーティみたいなもんだとも言える。これって今流行の(確かにお江戸では多かった 白金なんてブライダル・プラチナ通りやしねぇ)婚礼絡みのバンケットユース、形に囚われない手作り感のあるパーティスペースは、確かにニーズがある。

おっと「志賀は何をトチ狂ってやがんでぇ」と早計な突っ込みの前に断っておくが、一般に貸し出そうと言っているのではない。95年震災の年から頑なに続けてきたスタイルを変えるつもりはないし、クーポン雑誌に載せて集客を狙う店でもない。不特定多数が自分のいない「家」でワイワイやっているのは、誰も望まないことだろう。僕に対するストーカーチックな人が、僕のいないのをいいことに、さもよく知っているかのように振る舞われるのは困る。店を任せた男達にも「志賀さんの知り合いやからなぁ」と無下にできないヤツらの顔が想像できる。

で、考えた。不在ナイトでもコントロールできる方法。これは画期的だ。多分日本中探しても、店の経営者は誰もそんなことしない。それは、こうだ。僕が客として店にいる。「それ、不在ちゃうやん」と言うなかれ。僕は「加納町 志賀」ではなく、ダジャレー男爵でもなく、好き嫌いがありわがままを通す、バーテンにも絡む酔客を演じる。店の内外に存在する、僕がいつも思う最も嫌な客になる。それには僕にない設定キャラが必要だ。例えば……

Vシネマの端役に出たがイマイチ売れなくて、いつも「あの映画に出たときはさぁ〜マスター」と他に聞こえるような大声の自称俳優『海原なかずとばず(コンビ名やん!)』、同年生まれだというだけでハリウッド俳優を同級生だと言い切る警察官『ニコラス・刑事(デカと読もう)』、葉巻フリークでストイックに「気合い」がキーワードのマッチョ『ダビドフ・浜口(たまたまアニマルと語呂がよかったからです)』、有名芸能人と付き合っているのに誰にも言えず、本当に俺は付き合っているのだろうかと疑心暗鬼になっている神経質な男『キャメロン・でやんす(僕のことじゃないよ)』、国賓・要人の警護・SPをやっているが笑えないという職業病があり、その反動でキャバクラ通いを繰り返すロリータ好きの『ゴルゴ・ローティーン(行列の後ろに並ばれるとどついてしまうからATMには行けない)』……う〜んくだらん、辛なってきたわ。

いつもと違うスタンスを取って、カウンターに座る。すると見えてくることもある。だから別に演じることなんてイラナイ。「志賀」のままでええわな。


※「志賀」本日のコトゲンゴンその39《一(言)・提(言)・一過(言)》
【この件、近々にまた告知しますわ】

※ラブリー志賀の「干しぶどう日記・34日目」>>>キッカケはコチラ!
【あのねぇ、これかなり凄いことになってまっせ 見た目だけは東京行きの間に干しぶどうのカタチになってますわ あとは誰に食べさせるかやねぇ】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

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