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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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午前6時前、ベッドに潜り込んで1時間ほどした朝に携帯が鳴る。土曜の店を切り盛りしてくれた卯目・梅澤両君の声だ。土曜の夜、店の状況報告。先に上がった賢太や和多田にも感謝したい。僕がいないときにそのような人々に店を任せられて、僕のいないときに僕を知るお客様が来た。それはパワーだ。人の繋がりの力だ。ホントにありがとうと言いたい。4人のブレーンよ、ご飯行こな。

白金台から地下鉄に乗り青山に向かう。青山は微妙である。なぜなら南青山で打ち合わせの予定が、降り立った駅は青山一丁目である。お気付きの方もあろう。そこから待ち合わせの五丁目は結構遠いのだ。僕の店のある神戸加納町が新神戸から東遊園地(その距離数キロ)までだというくらいにベルコモンズである。プラダも新しくなったよ、である。外苑、表参道で降りないと、である。

打ち合わせ終わって、知人の店を見に行き、また違う知人のショップの人に会う。東京という異国の街で(関西は感覚的に独立国っぽいと思ってるから)、何かと会いたい人もいて、何かと時間は過ぎてゆく。外苑の交差点を間違って偶然通った秩父宮ラグビー場前で、確か同期の元明治ラグビー選手とすれ違う。東京も、それほど広くない。それほど人も「寒く」ないはずだ。

汐留で14時過ぎチェックイン。新しいタワーは、オークラの営業所長のお薦めで来た。六本木ヒルズには行かないと言っていた僕が、気が付けば汐留という見事な観光地にいた。ホテルには満足した。一人で来るにはかなりイイ。こういうモノを見つけたときに、独り者の極みが見える。

どうも身体の調子が思わしくない。まぁ、あんな8日の夜を過ごしていたから自業自得である。すごく安直なことに僕は、その日会う予定の人々をこの場所に集めることにした。それが皆、快諾だ。その時点でやはりこのメンツは「近い」人間だなと思う。そして更に近く感ずる素敵な夜を迎えることとなる。

「意気投合」という月並みで単純明快な言葉を思い出すに時間は掛からなかった。昨日昼食を一緒に取った女性ライター(実は昨日初対面、僕のサイトが切っ掛け)、また昨日特別な「神戸志賀ナイト」を過ごして東京に仕事で来たモデル(モデルさんと言う人がいるが、会社員さんとは言わないしそれはナンダかオカシナ言葉だと彼女達と話してた それがピタッとくるのは「お相撲さん」くらいだと……しかし「おラグビーさん」とは言わない……それはまた別の機会にします)、遅れてやって来たそれこそ六本木ヒルズに本社屋があるテレビ局の社員(5年間神戸支局にいて1年ほど前に東京に戻った「志賀」の一人好きの柴犬似客)、端から見れば2対2の「あれってコンパ?」と思わせる美男美女(クククッ)は、「勝手に言わせとけ」ってなノリでやはり意気投合した。

何度も使うその言葉。なぜなら僕を覗いてこの3人は初対面なのである。まずコンパに見えない駆け引きのない瞬時の盛り上がり、人の痛みも充分に解った上で、優しさを持ったストレートな意見をぶつけている。体調の悪さも、送られてきたメールをチェックすることも忘れる「本気な夜」に、食事をしホテルのバーに行き、今回の東京が「正解の旅」になっていた。 いつだって本気の仲間というものは、その世界に会話が止まることがない。一方的な話ではなく、皆がそれぞれ人の話を聞きながら、自分の言葉を放ってた。

デザイナーズレストランも、新しい「今」のホテルラウンジも、僕等だけの舞台のようにうるさかったに違いない。それでも本気を止めない面々が好きだ。


※「志賀」本日のコトゲンゴンその37《一(言)・提(言)・一過(言)》
【さぁて、今日の夜には神戸で「志賀」再開ですわ!】

※ラブリー志賀の「干しぶどう日記・32日目」>>>キッカケはコチラ!
【冷蔵庫って寒いんちゃうやろか 早よ、出したらな】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
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