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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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2日の日曜日、中途半端に雨が降り、ポリマーシークをかけたばかりの愛人・TVRはしっとりと濡れている。店を開けたが、あまりに人が来ないので出たり入ったりを繰り返す。タイミングがずれてお客様を数組お断りした。自業自得に仕方がないので、知人に借りたDVDを観ることにした。

ハリウッド映画なのに「焼いた」DVDは日本語である。「X-MEN2」、ヒュー・ジャックマンやハル・ベリーが話す日本語は、子供の頃に観たテレビの洋画劇場のように滑稽だ。えっくす男達は、また弾けてた。

アメリカ人が話す日本語に違和感があるように、例えば僕のあだ名が「トミー」だとしたら笑える話だ(京都の酒場の大御所に「テリー&ドリー」双子の両氏がいるが、それは例外にハマってた 元気だろうか ラブリー志賀は僕の中ではOKだ)。ともかくX-MENにも呼び名があって、それはそれでカッコイイのだけれども、学生時代からのあだ名を未だに言われ続ける人は困ったりするのだろう。

僕の大学ラグビー部の同期で、つまりもうすぐ40歳になるのに、未だに「よっくん」と呼ばれている桂文福のようなヤツがいる。会社の部下と店に来たら、みんなビックリしてた。本人は違うと言うが「マスター」と呼ばれる後輩は、日々自慰行為を得意とすることでそう付けられたと噂された。一つ上の先輩・桜井氏はWTB、つまり足の速いその飛ぶようなストライドから、当時の流行のバンド名をもじって「エアー・サクライ」と呼ばれていた。ボディービルダーのようにシェイプされた身体を持った同期を名付けたのは僕だ。「ボディ・ビルお」と。

実は僕にはあだ名がない。ずっとない。それは多分「シガ」という二文字の名字が呼びやすかったのだろう。しかし個性だけはいつも備えていたつもりだ。先日来た大学の後輩が言ってた。「志賀さんは、ラグビーより先をいつも見てた」と。解りやすく言えばラグビーには向いてなかったのだろう。とほほ。

もし僕の店が表札だけの「志賀」でなくて、例えばそれが『ブルーラグーン(なんでコレ思い浮かんだんやろか 高中正義か? 前述の「トミー」は志賀敏哉だし、トミーとマツの冨岡広之「トミ子って言うなぁ〜!」から)』だったとしたら、なんて個性のない恥ずかしい名前なんだろうと思う。「今日、ブルー行かへん?」とか「ラグる?」なんて言われたりするのだろう。おぉ、恥ずかしくって涙が出らぁ。(あばれはっちゃくはあんまり見ない子供だったな)

「志賀」やから僕が店に立つ意味があって、カタカナの名前でも付ければそれなりに人は入ってくるのだろうけどそれは僕じゃなくてもいいのだろうし、僕の求めるモノはそんなところにはない。そんなわけで僕にはあだ名もカタカナの名前も、ペンネームもラジオネームもハンドルネームも、リングネームもない。

それは充分に、自身を好きと言い切り偽らない糧でもある。


※「志賀」本日のコトゲンゴンその30《一(言)・提(言)・一過(言)》
【高級車に乗る人で、ナンバーが「5」や「8」の一桁・ぞろ目の車は、「Go、Go」や末広がりの意で、金に執着のあるチョイとうさんくさい人が多いらしい】

※ラブリー志賀の「干しぶどう日記・25日目」>>>キッカケはコチラ!
【昨日からのつづき……で、レンジから出てきた干しぶどうは湯気を立てていた ありゃぁ、お茶漬けに入れた梅干しやな これももうすぐ試食するとしよう】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

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