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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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日本シリーズが終わって、街は息を吹き返すかと思ったら静かなモンである。

店では漫画かドラマのように、典型的な阪神ファンの姿を見た。お医者様・年輩のY氏は、それまで一緒に飲んでいた製薬会社の方々と別れて一人でやって来た。 その入り方たるや「酔ってます」と手に取るように分かる出で立ちで、「もう、やけ酒や〜」といきなり阪神の負けを悲しんでいる。酔うとこの方は必ずその風貌に似合わず甘いカクテルを注文するので、不完全燃焼な夜にここを最後に選んだんだなと思うと、こちらまでもらい泣きしそうであった。

あるスポーツ記者のお客様が言っていた。サッカーで言うとセリエAの地域ぐるみの戦いのように、日本では特別な試合があるという。それは阪神と巨人の試合、しかも巨人VS阪神ではなく阪神VS巨人、つまり甲子園でのゲームがそうらしい。僕もそのカードを見たことがある。ありゃ阪神教だ。かくも阪神という球団は、一個人の一喜一憂を演出し、喜怒哀楽を街に溢れさせてしまう、いやはや18年ぶりのちょっとした社会現象なのであろう。

星野監督の勇退で、来期・岡田新監督となる記者会見のニュースを見た。
失礼ながらナンダか滑稽に映った。

「星野阪神を引き継ぎ、若さを加えたチーム作りを目指す」

などと岡田氏が言ったところで、藤山寛美(直美でも可)似では若さがない。若さとは年齢でなく、その人の溢れる人間味や、メラメラと燃え立つ熱い想いだったりするものだ。カリスマやオーラというものは、年齢に存在するモノではなく、一人の揺らぎない自信や泳いでない視線であるはずで、岡田氏は「並んで待ってました」風で、松竹新喜劇風でもある。

と言いながらも、このまま来期阪神が強いと岡田氏も喜劇人から脱皮するのだから(ファンに怒られるわ)、スポーツとは喜劇以上に怒劇・哀劇・楽劇があって面白いモノだと思う。 まぁ、サッカーの岡田氏のようにデフォルメで描けそうな人ってのは、能力があるのかも知れんという説もあるしね。
(2002年 志賀「恋愛小説家にはブサイクが多い」説参照)

今日は、真っ昼間から京都で雑誌取材の「銭湯ヌード」になるための戦闘モードなので、日記は早く切り上げますわ。その模様はまた。


※「志賀」本日のコトゲンゴンその25《一(言)・提(言)・一過(言)》
【僕、野球についてはよぉ知らんけど、星野さんはピッチャー出身でしょ だから良かったんじゃないかなと思う 僕の好きな山本勘助や孫子の、攻めるだけじゃなく守ること(守備兵)を重んじるように、その気持ちも理解していたんじゃないかと…… あんまり投手出身の監督っていないよね?】

※ラブリー志賀の「干しぶどう日記・20日目」>>>キッカケはコチラ!
【食べたんだけど、なんか酸っぱいような干し柿のような……少なくともまだ、「あの干しぶどう」じゃないんだよねぇ】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
>>>プロフィールとバイオグラフィー(一部)はこちら……

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