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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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寒い。また夕方まで寝込んでいた。早く起きることもできたが、この季節に寝汗をかくということは非常事態だ。だから、できる限り寝た。治ったようにも感じたが、多分店で飲むせいだと思う。それも気分がいいから仕方がないか。

その夕方、車で外に出ると近くのSATYの広場で女子高生が5人、制服姿で集まっていた。遠くから見る限り、他愛もない会話をしているのだろうと思った。信号待ちで彼女達の近くに停まったら驚いた。彼女達はタバコを吸っていた。

僕も大概、悪いことはしてきたと思う。皆さんの中にも、大人の目を盗んでやったこともあっただろう。それは大人という大きな存在があって、隠れてする行為そのものに意味があったんだと思う。悪意のないイタズラのように、堂々とやらない微かな抵抗みたいに。大人になったときに否が応でも知ってしまう「大多数の中の自分」を認識したときに、あの頃の自分は「他とは違った」と振り返れなくなるんじゃないか。歳を取ってもできることは後回しにすればいいのに。

僕が過去にしてきた行為(特に若かりし頃)は、振り返ってみても決して格好悪いとは思わない。例えば女の子達の同じ化粧や髪型、それも極度に浜崎あゆみやViViのカリスマ読者モデル(この場合のカリスマは本来とは違うが)めいたものは、多分彼女達が大人になったときに、カッコよかったなんて思えないんだと思う。若気の至りで片付けるには、それは寂しい思い出だ。

それが時代なんだと言えばそうなんだけど、それに対して注意をするその「やり方」にも問題があるのだと思う。どこかで書いたが、僕が大学4年のときに常勤体育講師で行った高校のラグビー部は、部室内で吸うタバコが問題になっていた。大多数の先生は「見つけると停学にする」としか言わない。

そういう局面に出会ってしまったときに、僕が行ったことは彼らの弁当のおにぎりを食べることだった。「お前らのお母さんが作ってくれたおにぎりを食わせろ」……そうしたら、ヤツらは少なくとも僕の前では吸わなくなったし、他の先生よりも仲良くなれた。多分学校には、そんな部分が欠けているんだと思う。彼らと共に過ごすことは、一方的に教える側と教えられる側を作る事じゃない。

じゃあ僕がSATYで見かけた彼女達に近寄ったとしたら「オヤジぃ〜」と煙たがられるだろう。タバコだけに。そんなオチはイラナイか。ただ、「援助交際ならするよ」と、軽く言われたのだとしたら僕はこう返してやる。

「愛の援助なら、いつだってするぜ!」とね。


※「志賀」本日のコトゲンゴンその20《一(言)・提(言)・一過(言)》
【サイトを見てくれている人が増えているのは嬉しい限りだが「変態日記見てますよ!」というのは何とかしてもらいたい 小説は恋愛小説家をなぞって「変態小説家」としているが、日記は中学生日記から「中毒性日記」なのだ】

※ラブリー志賀の「干しぶどう日記・15日目」>>>キッカケはコチラ!
【比較的小さなヤツを食べてみる モグモグモグ……これは……干しきってない干し柿に近い 柔らかい干し芋だとも言える しかも、枝に付いているのはもう20粒ほどしかない このコーナーを見ていただいている皆様なら、これらは「枝付き干しぶどうを作ろうとして、枝から落ちてしまったブドウ」だと分かっていただけると思うが、第一段は「枝付き干し落ちたブドウ」となりそうである】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
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