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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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12日、日曜は普段休んでいるが街に出て店を開ける。そういうときに限って最近入籍したというアナウンサーカップルに店の前で出会う。また独身が僕の周りからいなくなった。しかし彼の携帯の「入籍お知らせリスト」に僕の名が書いてあったことは嬉しく思う。局アナを紹介してもらうことにしよう。と言うか、僕の低いええ声でナレーターをさせろ!なんてな。(踊る大捜査線・いかりや風)

22時からのラグビー日本代表の勇姿は、玉撞き屋で観るつもりだった。幸か不幸か店には誰もいないので、ジャパンのジャージを持ってテレビの前で待っていた。しかし時代の進歩は時に残酷な結果をもたらせてしまう。21時、観ていない映画の結末のように、PCから転送されてきたメールのタイトルは「残念…」観る前に結果を知ることになる。併せて日曜日なのになぜか、5年ぶりのお客様が来た。ゆえにジャパンの試合は観られなかったが、お客様が帰った頃最後10分だけ観た。いい試合だったのは伝わってきた。ゆっくりビデオで観ることとしよう。

小川くんのワインバー「3D」なのに、スコッチ・グレンリヴェット18年を引っかけた後、家に帰る。するとこんなメールが届いていた。

『なぜか時々読ませていただいているおばあちゃんです 干し葡萄についてですが、その何でもを楽しみに換える姿勢を学ばせていただきました 高齢者が無聊(たいくつ)にかこつけて家で鬱々としているのは、こういう姿勢を失くしていることにも一因があると気付きましたよ』

初めて送られてきたメールには、この素敵な挨拶と共に更に続いた。

『さて、干し葡萄は作ったことはありませんが、干し柿を作っていた時代もありました 年によって10月11月に思わぬ暖かい日があってカビを怖れながら干したものでした カビを防ぐ法として、していたことをご参考までに。1.殺菌のため最初に熱湯をサッとくぐらす 2.度数の高いアルコールを干してあるものに時々霧吹きでかける こんなことしておりました お邪魔いたしました』

とても納得のメールである。確かに未だに干しぶどうの作り方は解らないでいる。しかしこの「干し柿」の情報はヒントになった。今から熱湯にくぐらせるのは干しぶどうならず「茹で葡萄」になりそうなので、アルコール吹き付けをやってみた。ナンダかワクワクした。「育ててる」感じがした。

おばあちゃんはどこに住んでいるのか、幾つなのかも分からない。でもこうして僕のサイトを見てくれている。メール冒頭分のように気付いてくれたことに嬉しく思い、勝手に日記に載せることにした。ごめんなさい、おばあちゃん。お会いしたことがない、もしかすると遠くても、とても近くに感じるメールでした。


※「志賀」本日のコトゲンゴンその9《一(言)・提(言)・一過(言)》
【帰って家で観た日本代表の試合 ギリギリの男達は光ってた】

※ラブリー志賀の「干しぶどう日記・4日目」>>>キッカケはコチラ!
【強い雨が降っていたので、葡萄は「ヤラレてないか」と心配したが事なきを得た 今日は袋の中に四粒落ちていた 日本代表と戦いを終えたスコットランドに敬意を表して、おばあちゃんの言うように度数の高いアルコール、スコッチ・グレンモーレンジを吹き付けてやった 「彼ら」も光っていた】

加納町 志賀とはどんなヤツ?
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