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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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9月末の日記に物議を醸しだした?ように、僕は恋愛や女心も解らないくせに相談だけは結構受ける。「ああせぇ、こうせぇ」とは言わないが、話を聞く受け皿があるように思うらしい。女の子を受け付けるキャパシティはいつも空けているのに、そんな受け皿はサラサラない毎日である。

>>>9/29「失墜のあとの前進」で書いた彼は、その日の大会はイマイチだったようである。しかしその後僕と撞いた次の日には、地元のハウストーナメントで優勝した。ってなわけで、水曜の店終わりに、彼の「験担ぎ」なのかはたまた調整なのか、また一緒に朝まで撞くことになった。

過去にも書いたが僕はビリヤード・玉撞きにはウルサイ。学生時代、京都にいるときには毎日朝まで平均5時間は撞いていた。ゆえにソコソコの腕にはなった。コソコソではない。ソコソコである。ソコんとこヨロシクである。

震災の年、店をこの場所で始めたら目の前に玉撞き屋があった。断っておくが「玉撞き屋があったから、そこに店を出した」のではない。そんな「好きな人のマンションの近くに引っ越した」的なストーカー話ではない。逆に「玉」から何年も遠ざかっていた僕にとって、ちょっとしたプライドのあった玉撞きで醜態などさらしたくはない。しかしそれも刺激を受ける人とひとたび出会ってしまうと……これがラグビーだったらやらない・やれないわけだけど「あの世界」はコンニャクなのよ、いや、老若男女できちゃうもんだから、つい、ですわ。

さて水曜の閉店後彼と差し向かいで対戦したのだけども、ハウストーナメントで優勝して気分も乗っている若者は物怖じしない。1年前なら諸手を挙げて(死語的表現)喜んでいた内容も、今では平然と淡々と玉を撞く。試合にも言えることなんだけど、「サシ」で撞くときには相手にプレッシャーを与える玉を撞くことも重要で、難しい玉を入れて平静を装うのも技術の一つなのだ。「この若者も成長したものだ もう教えることは何もない」などと感心している場合ではない。志賀ちゃん、ピンチである。負けが込んできた。

眠気も多少あった。こんな時には逃げるに限る。僕はこう言った。

「嫁はんに怒られるから、そろそろこの辺で」


次にピンチの時には、

「子供が夜泣きしている」
「嫁が産気付いた」
「太陽が出る前に帰れと親に言われてる」
「洗濯物取り込まなあかん 潮でカピカピになるから」
「神のお告げで帰ります 敬虔なクリスチャンなの」
「みっ、右手がぁ〜」
「ひっ、左肩がぁ〜」
「あっ、頭がぁ〜 かっ、カラダが独りでにジェームス山へ〜〜」

の逃げ口上を今から用意している。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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