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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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久々にゆっくりの日曜日、爆睡6時間、夕方まで寝た。なんだか寒いくらいの夜、こんな日は遠く関空から和歌山に掛けての景色が、イルミネーションで確認できる。多分火星であろう光も正面に見える、澄み切った夜空だ。

土曜日の店は4〜5名のお客様の来店が同じ時間帯に何組か続き、忙しいというよりはお待たせすることがイヤであった。物理的に一人のサービスというものには限界がある。「できる」と言ったところで、お客様にとってはできていないことが多い。店を出ていった皆が、はたして満足してくれたのか自戒である。

必然的に洗い物が増えて、極端に低いシンクに背中が丸く痛くなり、後の「爆睡」を生んだ。でも、なんだか判らないのに辛い・しんどい訳じゃない。いつも思う。痛みに理由があるときは楽だ。だからまた頑張る・我を張るのだろう。

午前2時過ぎ。最後の二人を見送って帰ろうかと思ったが、日曜に兵庫県の大会に出る男の子と玉撞きをすることにした。彼のことは>>>8/22日記「22歳の青年と朝まで過ごす」で書いたが、朝9時半には受付開始なのに「試合前に少し撞いておきたい」ということでお相手した。結果は彼の不調で、僕が結構勝った。

帰り際僕は彼に「今日の試合、勝てるぞ!」と言葉を掛けた。慰めではない。それは僕の経験でもある。この日もそうだ。体の調子が悪いのに集中力はあった。

大学までやっていたラグビーにその思い出がある。試合直前にウォーミングアップ、FWとBKの連携、それぞれの最終チェック。試合にピークを迎えるために、それぞれが士気を高める、非常に大切で必要なプラクティスだ。僕にはジンクスというものがあまりなかったように思うが、この試合前の練習で大抵「分かっていた」。調子が悪いほど、試合には力が発揮できたのだ。

全て上手くいく一日の方が何だか怖かったりする。僕にはどうしようもなく怠く睡眠不足の時ほどに、研ぎ澄まされた閃きがある。逆境の背水に、転じて福は舞い降りたりもした。No Pain,No gain. 傷つくことなくして前進はない。

大会に出た、彼の健闘を祈りたい。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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