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・ダイナモ(セルモーター・エンジンをギュルンギュルン回すヤツ)を変えたら、すこぶる調子のいい僕の彼女である。熱も出ない。快晴にももうエアコンはいらなくなった。車のことを彼女と言っている間は、夜中家に帰って最初に見る常備灯の光に、切なくなっている自分を脱し得ない。ぷぷぷっ。
・僕の持論だが「降りてくる姿を想像できない車には乗らない方がマシ」である。つまりそれは、車は乗る物で乗られる物ではないという、ずっと僕が言い続けていることだ。洋服も着るものであって、着られてはイケナイ。酒は、飲まれても飲ませても見苦しいものである。気を付けようと心がける。
・店をやるということは、会社・組織の給料とは別のモノ、自分だけに払ってくれたお金を得るということである。何人もの社員に給料日に決まって支払われる何十万円かのお金と、たった一人で店に立って戴く1000円には、全く違う嬉しさとそれに代え難い想いがあるモノだ。そんな話を、新しく独立して店を出す若者にカウンターで話していたことがある。その時店の奥のソファーで聞いていたラグビー選手がいた。前にも書いたが、僕の声は店に響き渡るほど大きい。この話がその一端になったようで、彼は最近プロ契約をした。何かしら影響を与えていることは、僕の存在価値だ。彼もまた、僕と同じ「プロ」になった。
・「It is no use crying over spilt milk. 」昨日の日記で書いた「覆水盆に帰らず」の英文である。こぼれたミルクがいかにもアメリカンだが、「spilt Orange Juice.」では伝わらない。牛乳ほどにこぼして後悔してしまうモノはない。雑巾で吹き上げたあと、なぜか机に入れている半ば拷問というイタズラをされていたヤツがクラスにいたものだ。アメリカに雑巾はあるのか?欧米人が小坊主の修行のように廊下を雑巾がけしているとは到底思えないが、バスタオルで拭こうが向こうの人もあの臭いは苦手なのだろうね。
・「日記はいつ書いているのか」「昼も夜も働いていつ寝ているのか」と相変わらず質問される。どちらの答えも単純明快である……店の暇な時間に、だ。
今日も見事に束の間の仮眠を取り、くだらない日記を書けたわけである。
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