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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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『僕のギャルソン経験も、懐かしく新鮮で刺激的でした。
継続は大切だけど、忘れないように「他」を知るのも必要です』
これはある人に送ったメールに書いたモノだ……。

「昼にはアップする予定」と、異例の「就寝中……」といういつまでたっても更新しないサイト「工事中……」のようにとりあえずアップしていた日記をチェックしてくれただろうか。あのパターンは使えるね。その時間にアクセスした人だけに僕の恥ずかしい写真を暫定的に出しておくとか、おすすめサイトのドメインを書いておくとか。まぁ僕の場合、それをする時間があったら更新出来るんだけれど、昨日は相当疲れてたというわけだ。土曜の店終わり、ほとんど寝ないでレストランヘルプに行っていた。でも爽快だ。

好きだったCXのテレビドラマ「王様のレストラン(三谷幸喜脚本・エンディングは若かりし頃の平井堅)」では、僕のホテル時代とは違ったアットホーム感・システマティックではない突飛な出来事の数々・スラップスティックとまでは言わないまでも、後の作品「HR」に通ずるスピード感に「そんなわけないやろ」と突っ込んでいたが、どこかでそんな場所に憧れもあった。

日曜のヘルプに行ったレストランはそんな感じだ。ホテルに比べると少々狭い厨房への動線(すれ違いざまの技術がいる)、宴会後シェフ自ら片付け・セッティングをする姿(ホテルでは有り得ないこと)、バックヤードはその名の如く裏庭のような屋根裏で狭いが住みたくなった(ホテルは生活感がない)……。

もともとあった外国人住居をレストランに改装しているし、少ない人数でやってるわけだから、その点は仕方がない。しかし、今流行のカフェやレストランで機能的に解決された様々なモノは、どこか便利すぎて意図的で、サービスや食事までも事務的に映る。本来のお客様への「機能」「作用」ってのは、活気・生活感のある、「こっちの方」なんじゃないかなって思った。

日曜の体験は、僕の心に温かいモノを残してくれた。勇気や好奇心はあって根拠のない自信だけはあるくせに、継続性を持たない人が多い中で「続けること」は本当に大切やと思う。あの店はそうだ。そして文頭の言葉に集約されるように「他を知る」ために、滅多に出来ない経験をさせてもらったのは幸運である。

惰性で続けることは他を見なくなることだとすれば、それは「人」を見なくなることだとも言える。人を見られる距離は、そんなに遠くからじゃ無理な話だ。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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