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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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・僕の住むマンションの荒ゴミ置き場に、ナニやら僕の背くらいの箱が見える。冷蔵庫か?と不法投棄の疑いを掛けるが、よく見ると木のような素材だ。小さな扉も付いている。なんとそれは家庭用サウナである。こんなものを捨てる人がいるのも困ったモノだが、こんな大きなサウナをマンションの狭い一室に置いていた人がいたことに、日本の悲しき住宅事情を垣間見た。

・店を開けた日曜日、やはり静かな店であった。観光客はいるのかも知れないが「志賀」には入ってこない。そして街には地元の人が少ないらしい。ウソのような話だが、阪神の優勝が懸かっていて、その瞬間をテレビで観ようとしている関西人が多く街に出ないそうだ。ふ〜ん、そうなの?ってな感じである。僕の周りにはそんなに熱狂的なファンはいないのにね。

・こんな質問をしてきた、初めてのお客様がいた。連れて来られたお客様を指して「コイツ、色んな女の子とこの店に来てるでしょ」と聞く。僕は怒り口調でその質問に返した。「『そうですね』と言うことも『いいえ』と返すこともしない イチイチ詮索するのに疲れてしまうし、暗黙の了解というわけでもないが、あまりにもその質問がくだらなくて、答える気になれない」……多分質問をしたお客様はココに色んな女の子と「来たい気」満々なのだろうが、僕という人間を知らないとソレは無理という話である。そんな質問をする人は「店の本質」を見ようとはしない。僕を知ってくれれば、演出くらいはする。

・夜、虫の声で秋の到来を感じさせるが、コオロギを踏みつぶしてしまった。不可抗力である。店が終わって、玉撞き屋にいてプレー中、迷い込んだソイツを偶然踏んだのだ。子供の頃、残酷にもカエルを爆竹で破裂させるヤツもいたし、僕もザリガニを池から釣り上げるために一匹釣ったザリガニの殻をむいて竿に下げ、さらにザリガニ(特にメスは共食いする習性で食らいつく)をバケツに一杯釣ることを繰り返した。カナブンを標本にするため、生きたまま注射液(腐食してバラバラにならないよう)を打ったりもした。しかし大人になってしまうと良心の呵責か、色々考える。よく車に轢かれた動物を「可哀想」と思ったら霊が憑くと言うが、そう思わない大人の方がどうかと思う。コオロギに手を合わせて僕は、彼(彼女?)の短い生涯を弔った。ごめんなさい。

・「草」ラグビーの試合に出た、元社会人チーム選手からメールが入る。
『土のグランドに更衣室は無し ヒリヒリと堪らない擦り傷と切り傷ができる 這い上がってたあの頃が懐かしく、何か違う刺激があって良かったです……』
僕も違うフィールドで、忘れちゃいけないことだと感じた。

敬老の日、今日はゆっくり「現状に止まらないで」休もうと思う。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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