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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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土曜日昼、冷蔵庫がやってきた。デカイ。180cm僕の身長ほどの高さ、幅は変わらずとも奥行きが増した。配送30分前に連絡が入ると電気屋さんは言ってたのに、配達人は「10分で行きます」とやって来たため焦ってしまった。

ゆえに、冷凍庫に入ってた「ドンクの山切り食パン2枚」と「非常食・冷凍そば」「いつかどうしようもなく暑い日に食べようと思ってた凍りっ放しのアイス」を取り忘れ、そのまま廃棄処分になってしまった。セコイが、ポケットに大切なメモを入れたままクリーニングに出してしまったようで、少し心残りである。同じく冷凍庫にあった、ラベンダーの香りがする快眠グッズ「くまさんアイパッチ」も旅に出た。見つかるとチョイと恥ずかしい。

夕方店に着いて車から降りようとすると、空のベビーカーを押す若いお母さん、その後ろに5つくらいのお姉ちゃんに手を引かれて歩く、推定3歳の男の子が立ち止まった。「子供が歩く姿」ってのは平和な光景やなと思う。コンピュータを凝視して動かない子供より絶対平和だ。元来小さな子供はキョロキョロ落ち着かなく歩くもので、そして見たモノに対しストレートに興味を示す。

「カッコイイ〜」

男の子は多分僕じゃなく、車に言ったんだと思う(当たり前)。先を歩くお姉ちゃんの手を止めて、ドアを指差しながらもう一度言う。「カッコイイネェ〜」……僕は「ありがとう」と返す。お母さんは「すみません」と言っていたが、すみませんなどころか、とても心地よかった。僕はその子に胸を張った。

大人にも僕の車のことを良く言ってくれる人がいるが、実は子供の「カッコイイ」の声は本当に嬉しい。一般に大人の言う「格好いい」はどこかひねくれていて、ホントはそうは思ってないのに言ってみたり、誰かがイイと言うから真似してみたりする場合にはタチが悪い。小さな子供は素直に「カッコイイ」だ。

多分イチローや中田は子供にとっても、カッコイイ。そうして野球やサッカーを始める子供もいるからカッコイイ。そして、「小学校文集で書いた将来の自分」みたいに実現できた人もカッコイイ。そんな人に会ったら僕は「あぁ、カッチョイイ〜!」って絶対言うね。子供のように。

僕が子供の頃の「カッコイイ」ってナンだったっけなぁ……クラスリレー代表、TOYOTA2000GT、上級生に喧嘩で勝った同級生、でっかい大人のラグビー選手、転校してきた帰国子女(女の子)……でも今はこう思ってる。

格好良く生きようと思ったら、格好悪いことをしなければいい。まぁ人によってカッコイイこととカッコワルイことは違うから難しいんだけど、多分それは「目一杯の自分自身」で生きてる人のことなんやと思う。

ってなわけで、あの子供は見る目あるやん。


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