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4日の日記の更新が昼になってしまったのは、こういうことだ。
元町のホテルに泊まって、ゆっくりと朝食を取る。こんなの、久しぶりだ。旧居留地での朝からの現場視察を終え、不動産担当者、広告代理店の人間と別れた午前10時。かねてから行きたかった、花隈のカレー屋さん（昼しかやってない、洋食屋さんの独立店）の時間にはまだあるし眠気もある。中途半端に晴れたり曇ったりの海に行こうか、自宅に帰って仮眠するか。ともかく西に車を走らせた。
月一の車のメンテナンスに出せる時間でもあったので、自宅近くのいつものスタンドに預けることにして、海は諦めて結局家に帰った昼。昨日の日記に書いた「ただの箱」であるはずの冷蔵庫。「まさか元に戻ってるわけないやろな」なんて開けてみると、アラ不思議。ギンギラギンにさりげなく（どういう意味でこんな曲作ったんやろね）冷えていた。これにはホント、「志賀さんのことが好き」と言いながら一週間後に結婚した女の子くらい、ドッキリまる秘報告だった。
電気屋さんには、廃品として引き取ってもらう手続きをしている。昨今持って帰ってもらうだけでも5000円は掛かる。セコイ話「やっぱり処分は止めます ついでに買った冷蔵庫もキャンセルします」と言いたそうになるわ（T_T）
誰か、このこれから来る秋の空みたいな気まぐれな冷蔵庫を手放したく思う、決定打を放ってくれないか。「その冷蔵庫は今はまた冷えてるけど、次は爆発するぜ！」とか「一度おかしくなった電化製品は、電気代が掛かる」なんて情報が欲しいものである。諦めの付く何かを……。
冷えているが、裏側だけでなく両サイド面が「触るとヤケドしちゃうわよ」と言われているくらいに、異様に熱くなっているのは確かだ。冷蔵庫としてはオカシナ現象だよね。そう、間違いない。こいつは駄目だ。そんな女性や車などに惹かれてしまうものだが、そうやって痛い目に遭うからこそ人間は成長するんだと思う。今回も試練だと思い、潔くここは別れを選ぶことにする。
新しい冷蔵庫を向かい入れるための、自分への言い聞かせ日記なんやけどね。
※追伸 「冷蔵庫って後ろも横も熱いもんだよ そんなもんなんじゃないの」ってな話は止めてください。冷蔵庫だけに、それは冷めた意見だし……。
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