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9月、暑いがな。店のエアコンは、8月より低い温度だ。
ココ最近の日記を見て、色んな方から励まし(?)のお言葉をいただき、今更ながらこのサイトを見てくれている方、僕の周りにいる人々に感謝しなければならない。そうこうしている内に昼間のスケジュールが土曜以外埋まってきた。現金なモノで、それは笑顔や糧に変わってゆく。げに、人と会うということは、やはり楽しく力になるものだ。
そんなわけで、またくだらない日記を書いてみる。
僕の住む場所は…もう何度も書いたから詳しくは省くが、ジェームス山というおむすび山よりはオシャレで小粋な、死語のような言い回しがとても似合う街だ。ちなみに神戸を称して「異国情緒漂う」なんて言う人がいるが、それもナンダか恥ずかしい響きである。それというのも、街が統一化されて星背(スターバックス)や鈍器布袋(ドンキ・ホーテ)などが増えてしまって「異国情緒不安定な街」になった。ちなみに、星背や鈍器布袋などとは中国でも書かない造語だ。
ジェームス山には確かに異人さん(死語)が多い。僕のマンションにもブロンドのナイスバディな、4歳児がいる。高島屋のローズちゃんのようだ。解らない人には失礼ながらそのまま続ける。山が見える懐かしさ、海が見えるなぜか安堵感。このロケーションは、特に京都人の僕としては憧憬だ。もう9年になる。
火曜のマンションのロビーでは「俺、足速いでぇ〜」と自慢し合う小学低学年と思しき男子を見た。世界陸上の影響か、やはり短距離で日本人がメダルを取った快挙は、かくも子供達=底辺の拡大を自然にさせる……という勝手な解釈をした。しかし「勝つ」ということは、大切なことだとホントに思う。さて、10mの幅もないロビーでスタートラインに立った二人に、またこれもうまく台に立ったスターター役の男子もいる。僕は立ち止まって固唾を呑んでいた。
「よぉ〜い……」何やらスタートピストルにも似た黒い物体を持った男子は、
「アッパレェ〜」と、突然ソレを広げて言った。
子供が持っていたモノは扇子だった。 そして、スタートラインの二人はコケた。
ナンダか安物の寸劇のようなドリフコントを見せられたが、
「なんでやねん!」と心の中で突っ込んでいた僕も間違いなく関西人だ。
こんなことが日常的に行われている風景に、僕の情緒不安定だった?気持ちも吹っ飛んでしまった。
異国情緒不安定な街も捨てたもんじゃないな、とこの日だけは思った。
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