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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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9月、暑いがな。店のエアコンは、8月より低い温度だ。

ココ最近の日記を見て、色んな方から励まし(?)のお言葉をいただき、今更ながらこのサイトを見てくれている方、僕の周りにいる人々に感謝しなければならない。そうこうしている内に昼間のスケジュールが土曜以外埋まってきた。現金なモノで、それは笑顔や糧に変わってゆく。げに、人と会うということは、やはり楽しく力になるものだ。 そんなわけで、またくだらない日記を書いてみる。

僕の住む場所は…もう何度も書いたから詳しくは省くが、ジェームス山というおむすび山よりはオシャレで小粋な、死語のような言い回しがとても似合う街だ。ちなみに神戸を称して「異国情緒漂う」なんて言う人がいるが、それもナンダか恥ずかしい響きである。それというのも、街が統一化されて星背(スターバックス)や鈍器布袋(ドンキ・ホーテ)などが増えてしまって「異国情緒不安定な街」になった。ちなみに、星背や鈍器布袋などとは中国でも書かない造語だ。

ジェームス山には確かに異人さん(死語)が多い。僕のマンションにもブロンドのナイスバディな、4歳児がいる。高島屋のローズちゃんのようだ。解らない人には失礼ながらそのまま続ける。山が見える懐かしさ、海が見えるなぜか安堵感。このロケーションは、特に京都人の僕としては憧憬だ。もう9年になる。

火曜のマンションのロビーでは「俺、足速いでぇ〜」と自慢し合う小学低学年と思しき男子を見た。世界陸上の影響か、やはり短距離で日本人がメダルを取った快挙は、かくも子供達=底辺の拡大を自然にさせる……という勝手な解釈をした。しかし「勝つ」ということは、大切なことだとホントに思う。さて、10mの幅もないロビーでスタートラインに立った二人に、またこれもうまく台に立ったスターター役の男子もいる。僕は立ち止まって固唾を呑んでいた。

「よぉ〜い……」何やらスタートピストルにも似た黒い物体を持った男子は、

「アッパレェ〜」と、突然ソレを広げて言った。

子供が持っていたモノは扇子だった。
そして、スタートラインの二人はコケた。

ナンダか安物の寸劇のようなドリフコントを見せられたが、 「なんでやねん!」と心の中で突っ込んでいた僕も間違いなく関西人だ。 こんなことが日常的に行われている風景に、僕の情緒不安定だった?気持ちも吹っ飛んでしまった。

異国情緒不安定な街も捨てたもんじゃないな、とこの日だけは思った。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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