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■ 中毒性日記 2003
志賀のひとりごと、日記に綴ってみました。
変態小説家
志賀による、「志賀」を舞台にした空想連載小説。
志賀自賛
志賀の、「志賀」にかけた想いのあれこれ。
年中ムキューっ
志賀、昼の顔。
The Right ? Staff
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翌日が日曜日だという安心か、深夜2時を過ぎて片付けを始めた時間帯に来店の電話を受けることにした。その襲撃は、何かと話題の神戸製鋼Steelers、増保、中道、ブサイク・吉田である。入ってくるなり増保は僕を見て訳の解らないことを言う。「それ、スーパーマンのつもり?クラーク・ケント?クリストファー・リーブ??」相当酔っていると見た。

案の定10分もしない内に、ヤツは勝手にタクシーに乗って帰ってしまった。残った中道は「志賀さん最近日記に書いてくれへんわぁ〜」と言いながら、ゆっくり味わえと言ってるのに一気飲みをする。僕の好きなスコッチ・ラフロイグだけに心苦しいが、カワイイ後輩だけに「このブサイクがぁ〜」と言うだけで許した。

もう一人のブサイク・吉田明は、最初に天皇の髪の毛を切った人と同姓同名の割には、由緒正しくない顔立ちである。「チャリティフェスタも来ぃひんし、今日の試合も見に来ないし、志賀さんとゆっくり話しに来ようと思ったんやけどまた仕切直しや」と3時過ぎに、中道と共に社宅へと東行きのタクシーに乗った。たった40分間の嵐のような時間であったが、嬉しいモノである。

さて片付けの続きだ、とトイレ掃除を始めた。8月、夏の最後の営業日を想い返しながら、黙々ともうこの8年間に何度も清掃したココを、飽きもせずに洗い流している。「そう言えば、今日はKOBE COLLECTION 2003(神戸の恒例ファッションショー)を観に行ったな」と、回想に耽りながら。

映画「天使の牙」(行こうと思ってる 出演・黒谷友香カワイイし)のViViのモデルでもある佐田真由美を見たが、スクリーンで見る感じとは違って、ショーのモデルさんっぽくはなかったな。でも若い女の子が、キャーキャー言ってた。神田うのちゃんのトークショーの司会をやってたモデル・ANNちゃんに取ってもらった席は、かなりよかった。ショーモデルさん達と必死に目を合わせようとしたよ(合わへんかったけど)。色んな意味で触発された。仕事にプラスになったようにも思う。ありがとね、ANNちゃん。

見られてる立場の人は、自然に意識が高くなるよね。姿勢もいいし、断然綺麗になってゆく。アーティストだってそうだし、スポーツ選手もそうだ。恥ずかしながら(実はそうは思ってない)僕だって、店がステージだと思ってる。全ての共通点はライブ。生き生きと直に伝えることの出来る場所に、ずっといたいと願ってる。そうであれば、相当幸せなことやね……。

なんて考えながら、トイレの鏡を見て気が付いた。増保が言っていた不可解な「スーパーマン」の意味がやっと解った。俺の髪型のことやな。 前髪が、クルリンとハネていた。クリストファー・リーブのように。

しかし、いきなり言われた俺の身になってみろ。ホンマ、訳解らんぞ。


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加納町 志賀とはどんなヤツ?
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